悪い話は金曜日の夕方にするべき理由とは?

怒られそうな話や、相手にとって悪い話をするときに、怒られにくくなる曜日や時間帯があることをご存知ですか? 「できる人はなぜ、本屋で待ち合わせをするのか?」の臼井由妃さんに、悪い話は金曜日の夕方にするべき理由をお聞きしました。


空腹時は避ける

込み入った話や怒りを買いそうな話をするときには、できるだけ空腹時を避ける。これは長年私が、実践していることです。きっかけは、20年前の苦い経験です。12時を回ったころに、お客様から会社に電話が入りました。

「●▲■が届かんでの~」

方言なのでしょうか、聞き取れません。かろうじて「何かが届かない」と言っているような気がします。

「お客様、お届けものでしょうか?」
「うんだ、だ、だ、だ……」

意味不明です。しばらくやり取りが続き、相手が突然怒り出しました。言葉が荒く電話の向こうで何かを蹴飛ばすような音がしますから、怒っているのは間違いないのです。そのうち電話を投げつけるように、切られてしまいました。あぜん、理解不能。怒りがこみ上げてきました。

「何だ、この怒りは」

いつもより熱くなっている自分に驚いたのです。原因は「空腹」です。時計を見ると午後1時少し前、50分近く言い合っていたわけですから、お腹も空くというものです。

あちらが怒りを爆発させたのも、空腹感が影響していたのかもしれません。込み入った話をする際には、その先に口論となってしまう可能性がありますから、できるだけ空腹時は避ける。空腹時は誰しも、怒りっぽくなってしまうものですから、けんかに発展する可能性が高く危険なのです。

込み入った話は、ランチの後に

込み入った話をするなら、ランチのあとがいいでしょう。おなかが満たされていますから、相手もゆとりを持って話に耳を傾けてくれます。どうしても午前中に話をするという時は、自分の怒りを増幅させないように、きちんと朝食を採っておくようにしましょう。

後輩や同僚、友人、知人などに、注意や意見をするときには、タイミングに気を配りましょう。たとえそれが適切で相手のためになることであっても、素直に受け取れないのが人情です。腹が立つこともあります。

ですから、 朝一番に伝えるのは避けるべきです。そうでないと、一日中怒りが持続することになりかねません。伝えるタイミングは、一日の終わり。同僚や後輩ならば、終業時です。そうすれば、すぐにその場を離れることになるため、怒りが収まるのです。

不思議なもので、一晩眠ればほとんどの怒りは沈静化されてしまい、翌朝顔を合わせても、ケンカになることは、まずありません。

怒られそうな案件は、金曜日の夕方に

では上司や先輩に、ヘタをすれば怒りを買いそうな案件を切り出すのは、どうしたらいいのでしょうか? ランチのあと、そのような話をして険悪なムードになれば午後の仕事に支障が出ます。やはり終業時。それも金曜日がベストです。

このように、悪い話をするときは「金曜日の夕方」を狙うようにしましょう。臼井さんの本「できる人はなぜ、本屋で待ち合わせをするのか?」には、一流の人生を作る「ひと工夫」が他にも紹介されています。本屋で待ち合わせをするべき理由など、身近に実践できることがたくさん書かれています。

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