たった2つの会話術で!? 部下との人間関係を改善する話し方

たった2つの会話術で、部下との人間関係を改善する話し方があります。一体どんな話し方でしょうか?


1. 後輩や部下にも、自ら進んで声をかけよう

「挨拶」ということばの、本来の意味を知っていますか。漢和辞典を引くと、「挨」は「ひらく」、「拶」は「せまる」。すなわち、挨拶とは「心を開いて、相手に迫る」ことです。

そうであるなら、挨拶とはなにも目下から目上に対してばかり行うものではありません。目上から目下に対して挨拶をすることも非常に大切で、目上だ、目下だ、どっちが先にいうものだ、という問題ではないのです。

とある役所で、上役の一人に、毎朝、役所内の各部屋を回って「みなさん、おはよう!」と声をかけて歩く人がいました。かなり上の地位にあった人ですが、職員はみなその声を聞くたびに、ああ立派な人だなと思い、「よし、今日も一日頑張るぞ!」と元気をかきたてられました。

人間誰しも、面と向かって挨拶もされなければ、「無視された」と感じるのがふつうです。たとえ、相手が自分より目下の人間だからといっても、その当人はいい気持ちはしないものです。

しかし、そんなときにも勇気を持って、自分から相手に声をかけましょう。

「おはよう! どう、元気でやってる? 今日も一日頑張っていこう」
「おつかれさま! 今日はどうだった? 明日もよろしくね」

といえるようになって初めて、人の上に立つリーダーといえるのです。社長には大声で挨拶するのに、後輩には何もいわないというのはおかしなことです。リーダーの条件とは、「相手の出方にかかわりなく、建設的な態度を示すこと」だからです。相手の出方に影響されるようでは、優れたリーダーとはいえません。まず、将たる者が範を示すことが大切です。

2. 相手に期待していることを、ことばで伝えよう

相手の心をときほぐし、相手の心が近づくことばがあります。それは、「褒めことば」であす。あなたは、身近な友達、恋人や家族、後輩などに、「褒めことば」を使っているでしょうか?

周囲の人間の中でも、特に自分の支配下にある者、子どもや後輩、部下などには、「しつけだから、仕事だから」などと言い訳して、マイナス言葉ばかりを使っている人が多いでしょう。もちろんするべきしつけ、いうべき指示はあるだろうが、「褒めことば」を使いながらだって、それらはできるはずです。

たとえば子どもに対して、

「ちゃんと起きなさい」
「ごはんをこぼさないで食べなさい」
「勉強しなくちゃダメ」

というのはマイナス言葉です。そこで、こういう言葉はいっさいやめて、

「あなたはいい子ね」
「よく頑張っているわね」
「一人でちゃんとできる子ね」

と言ってあげましょう。後輩や部下に対してなら、

「ダメじゃないか」
「何度いえばわかるの」

ということばのかわりに、

「あなたじゃなければできない」
「きみならできる」
「●●さんには期待しているよ」

と言いましょう。

自ら声をかける、期待を伝える、この2つだけで部下との人間関係が改善できます。今日から実践してみてはいかがでしょうか?

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