夢がない若者を救うネガポジ・メソッドとは

「自分に自信が持てない」

「他人のことが信用できない」

「夢も希望もなくてやる気が出ない」

このようなネガティブな状態に陥ってしまったとき、
あなたはどうしていますか?

「中卒のカリスマ」の異名を持つ黒沢一樹さんは、
著書『世渡りの教科書』(日本経済新聞出版社/刊)の中で、
ネガティブな状態をポジティブな状態に変えるための
考え方や方法を、「ネガポジ・メソッド」としてまとめています。

この記事では、書籍の中で紹介されている
「ネガポジ・メソッド」を3つ、ご紹介いたします。


「サイアク」以外は全部選択肢にする

「自分の幸せはどこにあるんだろう」

「自分がやりたいことは何だろう」

「夢や目標が見つからない」

このように、幸せや夢といったポジティブなものを
いくら探しても、見つからないことがあります。

そんなときは、ポジティブなものを探すのをやめ、
ネガティブなものを探しましょう。

例えば、幸せを探すのではなく、
具体的な“不幸”にフォーカスして探してみるのです。

×「自分の幸せはどこにあるんだろう」

○「自分の不幸せはどこにあるんだろう」

そうして見つかった不幸せを回避さえすれば、
自分は幸せだと考えるのです。

例えば、自分の不幸せが

「毎日満員電車に乗ること」

だとしましょう。

すると、自分にとっての幸せは、

「満員電車に乗らずに済む毎日」

だとわかるのです。

すると、満員電車に乗らずに済むための方法として

・出勤時間を早める
・残業をしない
・引っ越しをする

などと、選択肢がどんどんと増えていきます。

選択肢を増えていくと、

「なんだ、自分にはこんなに可能性があるんだ!」

と未来に希望を感じると、ポジティブな状態になっていきます。

このように、

1.「サイアク」を見つけ出し

2.「サイアク」以外は全部選択肢にする

という考え方が、ネガポジ・メソッドの基本概念です。

「絶対になりたくない自分」を考える

ネガティブな状態に陥ると、
自分のことまでネガティブに捉えてしまい、
どんどん落ち込んでしまうことがあります。

いわば、自己肯定感が落ちてしまっている状態です。

このような時は、ネガポジ・メソッドの基本概念である

1.「サイアク」を見つけ出し

2.「サイアク」以外は全部選択肢にする

を使いましょう。

まず、

「自分がどうあるべきか」

ではなく

「絶対になりたくない自分」

を考えるのです。

誰もが、

「こんな嫌なヤツにはなりたくない」

と思える存在を、心に思い浮かべることができるはずです。

そして、

「絶対になりたくない自分」

ではない自分は、

「あんなやつに比べたら100倍ましだ!」

と考えるのです。

すると、自分に自信が持てるようになり、

「自分はあんなやつのようにはならないぞ!」

とポジティブな状態になっていくでしょう。

夢や目標が明確で、行動に移している人の危うさ

「こんな自分になりたい。だからこうしよう」

このように、目標が明確で、取るべき行動まで
見えている人は、一見、しっかりした人生を送れそうです。

しかし、このように理想を追求している人ほど、
追い求めているものが手に入らなかった時、

「思い描いた自分になれなかった」

と心が折れてしまいます。

人は、ベスト1を求めていると、
ベスト2、ベスト3では満足できなくなってしまうのです。

このように

「ベスト1以外を認めない」

という考え方は、自分で自分の
選択肢を狭めているということです。

例えば、「ミュージシャンになりたい」

という夢を目指している人がいるとして、
それが叶わなければ人生終わり……

となってしまう人がいるかもしれません。

このように、選択肢が狭まれば狭まるほど、
どんどん生きにくくなります。

では、どうしたらよいのでしょうか?

あえて「ベスト回避」する

ネガポジ・メソッドを適用すると、

「ベスト1ではなく、ワースト1を考えよう!」

ということになります。

例えば、

「音楽と接しない生活は嫌だ!」

というワースト1を設定したら、
選択肢が一気にグンと広がります。

音楽業界での様々な仕事はもちろんのこと、
音楽業界以外でも、音楽に関わる仕事は
数多くあります。

たとえば、

・音楽をテーマにしている飲食店での仕事
・音楽を効果的に使う映像制作会社での仕事
・趣味として音楽を続けやすい連休が取れる仕事

などです。

これらはすべて、「サイアクではない仕事」であり、
幸せな仕事だと言えるのではないでしょうか。

このように自分の人生に選択肢を多く持っておくと、
安心感を持って生きられるようになります。

これがネガポジ・メソッドの提唱する
選択肢の多い生き方です。

ネガティブな状態になってしまったときは、
ぜひネガポジ・メソッドを実践してみては
いかがでしょうか。

    
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