「通年四単位」昔の大学の風景

現在の大学はほとんどの学校でセメスター制が取られています。前期と後期、ないし春期と秋期に分けられ、それぞれが2単位ずつ割り振られた科目を取るようになっています。さらに4学期制が導入された学校では1単位ずつの取得をする学校もあります。大学の卒業に必要な単位数はおよそ130単位前後ですから、単位数をそろえていくにはそれなりの労力がいります。

かつての大学は?

しかし、かつての大学では年間を通してカリキュラムが組まれていました。中には通年で4単位という科目もあったのです。さらに現在のように出席を厳密に取っている、成績の評価基準として出席を重視するといったこともありませんでした。そのため、ほとんど授業に出ずテストだけを受けて4単位を獲得するといったことも可能でした。

良いのか悪いのか…

もちろん、これには弊害もあるのでしょうが、単位を取るには教科書などでそれなりに勉強をしなければいけないわけで、学んでいることにはなるのでしょう。ただ、何もしなくとも何か適当に書けば単位が取れる科目も少なくありませんでした。ある世代以上の人間は、勉強せずに単位を取って大学を卒業した話が武勇伝として語られることもありますが、これは果たして良いことなのでしょうか、悪いことなのでしょうか、議論が別れるところでしょう。