二重学籍なぜダメ?

今の日本では、異なる2つの大学に同時に通うことはできません。これは二重学籍と呼ばれ大部分の学校で禁止されている行為です。私立大学などはお金を払っていれば、2つや3つの学校に通っていいのではないかと思いますが、法律で禁止されています。これはなぜでしょうか。

法的な規制はない?

二重学籍を禁じた法律は実は存在していません。しかし、ほとんどの学校では学則で二重学籍を禁止しています。ただ、フルタイムで2つの学校に通うことは、学習の時間などがなくなる可能性があるため、好ましくないこととされています。確かに、これは中学生であっても「勉強と部活の両立」といったものは永遠のテーマでもありますから、2つの学校ということになれば、そのハードルがさらに上がってしまうのではないでしょうか。確かに大変ではあるでしょう。

可能な場合もある

ただ二重学籍を禁止していない学校もあります。例えば大学に通いながら、専門学校で別の分野を学ぶといったものですね。公務員の専門学校などはそうした例でしょう。さらには大学に通いながら別の大学を目指すために予備校に通うといった場合にも、大学の学籍と予備校の学籍を二重に保有していることになります。さらに大学同士でも、ほかの大学の科目履修生になるといった場合は認められることが多いようです。

どちらかは選ぶ必要がある

ただ、A大学とB大学に学費を払いながら同時に在籍して、気に入った方を選ぶといった二重学籍は今のところできません。最初に入った学校が合わないと思ったならば、別の学校を受け直す、あるいは編入試験を受けるといった必要があります。やはり進学する時点で、どちらかの学校を選ぶといった選択肢は必要になると言えるでしょう。