行きたい学校に行けない? 学校群制度ってなんだ?

2月の下旬から3月の上旬は公立高校の高校入試シーズンです。志望校に向けて受験生の勉強にも力が入ることでしょう。かつて、公立高校の入試では一部の都道府県では学校群制度というものが導入されていました。これは受験生にとってはあまり喜ばしいものではなかったようです。


学校群制度とは何か?

学校群制度とは、学区ごとに複数の学校をまとめて学校群を設定するものです。受験者は、その中でランダムに学校が振り分けられることになります。そのため、自分が希望する学校に必ずしも行けないということになり、受験生の公立高校離れを加速させたとも言われています。

なぜ導入された?

そもそも学校群制度はなぜ導入されたのでしょうか。大きくは学校ごとの学力格差をなくすためと言われています。特定の学校に優秀な受験生が集まってしまうと、レベルの高い学校はどんどんレベルが高くなり、レベルが低い学校はどんどん低くなるという格差の固定が行われるようになります。そこで、学力を均等にしようという試みで行われたのが学校群制度なのです。これは同じ授業料を支払っているのだから、公立高校は均等な教育を提供すべきであるという、平等思想に根ざしたものであると言えます。

しかし高校入試の時点で見せかけの平等を実現したとしても、その先の大学入試の競争は行われるわけで、公立高校の合格実績は低迷することになりました。

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