高等専門学校と大学の関係

高等専門学校という学校があります。各都道府県に1つは設置されている国立の学校です。電気や機械の学科が設置されており、理系の勉強を得意とする人間が進学する傾向があるようです。


5年教育の理由

高等専門学校は高専と略して呼ばれます。高専は在学期間が5年間あります。15歳から20歳まで通うことになります。卒業をすると短期大学卒業と同じ資格が与えられます。

そのため高専は大学と同じ扱いとなります。教員の区分は教授、准教授であり、テストで落第となる赤点は50点です。

なぜ5年教育が行われているかといえば、日本が高度経済成長期に、通常ならば高校3年、大学4年で7年かかる学士レベルの人間を、一貫教育で5年間で生み出そうとする意図がありました。就職を前提とするカリキュラムが組まれていました。

しかし、現在では高専教育の延長で、大学へ編入する人間が多くなっています。高専の中に、さらに専攻科も設置されており、こちらを卒業すると、大学院の修士課程への進学枠が開かれているところもあります。

社会性が身につく?

そのため高専というのは15歳の入学時点で、5年生は20歳、専攻科2年目の人間は22歳になりますから、最大で7つ上の人間との付き合いが始まります。

22歳といえばまだまだ若造という感じもしますが、15歳から見た22歳はとてつもなく大人に見えるでしょう。高専では寮生活なども行われており、年上の人間と共同生活を送る中で、社会性が身につくとも言われています。昔ながらの先輩後輩の強固な関係も築かれているようです。

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