とある公立高校から学ぶ、意識が高い学生(笑)だけではダメな理由。

世間では体罰問題、暴力問題で大阪の高校が注目を浴びています。それはさておき、高校といえば部活動。運動部は周りの高校と競い合い、文化部では自分の感性を培ったものです。そんな中、こんなことはありませんでしたか。「能力もあり、やる気もあるのに結果が出ない」ということです。これはちょこっとしたことを変えれば解決できる問題。今回は、とある高校の部活動からプライオリティーについて考えます。


■部活動とプライオリティー

とある高校の事例

高校の部活は私立が強いのが一般的。公立校が全国大会に食い込むのは中々難しいです。毎年となると更にハードルが上がります。しかし、とある高校の吹奏楽部は全国大会常連。しかも公立高校なのにです。何が他の公立校、はたまた私立高校とは違うのでしょうか。

エンターテイメント第一主義

彼らが他の高校と違う点は「観客を積極的に楽しませよう」としている点です。他校のゴールは、ミスをせずに演奏し切ることだったりします。完璧に演奏することも勿論大事ですが、彼らのゴールはパフォーマンスによって観客を楽しませることです。

審査員の側から考えてみると当たり前のことのように思えます。というのは、演奏を聞き、ミスを数え、少ない順に順位をつけるというのは面白くありません。そもそも、審査委員以外のオーディエンスは間違いなく楽しめないでしょう。この意識の違いが、全国大会の常連か否かを分けています。

ゴールが変わればプロセスが変わる

完璧な演奏が必要ないわけではありません。正確な演奏は、セッションをより洗練された高度なものへと昇華させることができます。そもそも、彼らにとって完璧な演奏はゴールではなく通過点なのです。高度な技術を持ちあわせた上で観客を楽しませるという次のステージに進んでいるので、他の高校と差がつくのは当たり前なのかもしれません。

最高ラインでなはく、最低ラインのほうが大事

実は、上へ上へ目線を上げることより大事なことがあります。それは「最低の基準を上げること」です。自分の中で、「これは簡単だな」と思えることのレベルをどんどんあげていくことは最高のラインを目指すより大事なのです。

確かに、最高ラインを目指すことは大事です。皆の目線が最高ラインに向かっている集団はマネジメントしやすかったり、周りのレベルが高いので自然とモチベーションが上がったり、速く追いつこうと知恵を絞ることでしょう。それによる効果は確かにあります。

ですが、周りを見渡してみてください。仕事でも勉強でもデキる人の中で、簡単なことができない人はいるでしょうか。普通のことや当たり前のことを、100%以上のパフォーマンスを発揮し提出しています。

「何をやるか」を決めたら「何時やるか」が次の課題です。優先順位を間違えると、できることもできなくなってしまうほどプライオリティは大事なのです。

「残念な人のお金の習慣(山崎 将志)」の詳細を調べる

    
コメント