浪人生は消滅するか?

代々木ゼミナールが校舎の大部分を閉鎖することが発表されました。かつては20万人ほどいた浪人生の数が5万人まで減少してしまったためといわれています。

もともと代々木ゼミナールは衛星放送で配信するサテラインを広く展開しています。代ゼミの校舎がない地方によってはサテラインで受講している生徒もいます。さらに、私立高校によっては学校単位でサテライン契約をしているところもあります。そうした場合、ますます予備校の校舎そのものが必要なくなってしまいます。


浪人生は消滅する?

しかし、浪人生は今後消滅するかといえばそうではありません。浪人というのは大学そのものに入れなかったという場合もありますが、何よりも希望の大学に行きたい、上位の大学に行きたいというのが大きな動機になります。大学へ入りやすくなったとはいえ、上位校はいぜんとして難関です。今後も浪人生は存在するでしょう。ただし、大規模な学校単位での運営が難しくなったため、今回の代々木ゼミナールの校舎閉鎖という判断が生じたのでしょう。

多様な入試形態

現在は大学は学生数を確保するために多用な入試形態を実施しています。独自の大学院を設置したり、社会人の学生を広く受け入れたりしています。現役の時に希望の大学へ行けなかった学生も、こうした入試制度でリベンジをおこなうことも可能です。これらの入試に個別に対応した小規模な予備校がこれからの需要にマッチングしているのではないでしょうか。

    
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