びっくり! これで育児放棄や虐待?!

米国は子どもを育児放棄や虐待から守るという意識が高く、小学生の子どもであっても留守番させることや、低学年の子どもをひとりで登下校させることはありません。逆に言うと、子どもだけで留守番させたり、遊ばせたり、道を歩かせたりしていると、育児放棄や虐待とみなされることがあるのです。


公園で2時間、小学生だけで遊ばせたら?

米国人のある父親は休日の昼間、小学校低学年の子ども2人を公園に連れていき、自分はそのままスーパーマーケットに買い出しに行きました。買い物を終え、家に戻り、シャワーを浴びた後に再び公園に子どもを迎えにいったところ、大人の付添いのない状態で子どもを遊ばせていたということで育児放棄の疑いを持たれたということです。また、米国のある公園の使用案内板には「18歳以下の子どもは大人の付添いなしに遊ぶことはできません」と書かれているそうです。

10代でも、子どもだけで図書館に行ってはいけない?

ティーンエージャーの子ども2人が、冬の日に公共図書館へ歩いて出かけました。午後6時に図書館が閉館するので、2人はそのまま歩いて帰ろうとしましたが、薄着であったことと、外が薄暗かったことから、図書館員がティーンエージャーの子どもの母親に車で迎えに来るように連絡。しかし、母親は多忙であることを理由にお迎えを拒否し、歩いて帰ってくるように伝えました。図書館員は2人が歩いて帰ることに不安を覚え、今度は警察に連絡。まだ、運転免許を持たない2人はパトカーにお迎えに来てもらうことになったそうです。

赤ちゃん、幼児の入浴写真撮影は厳禁!

「AKB48」の河西智美さんの写真集で、少年が河西さんの胸部を手で覆っていた写真が児童ポルノにあたるかどうかが調査の対象となりました。しかし、米国では親が赤ちゃんや幼児の入浴中の写真を撮影することも、性的虐待とみなされることがあるのです。赤ちゃんの入浴時の写真を、スーパーマーケットでプリントアウトしたところ、店員が「児童ポルノにあたる恐れがある」と考え、警察に通報しました。もちろん、警察が写真撮影した保護者を調査したのはいうまでもありません。米国ではお風呂はひとりで入るもので、他人といっしょに入るものではないと考えられるため、大人といっしょに写っていた場合には、性的虐待を疑われることになります。小さな子どもの入浴の世話は、大人は服を着たままバスタブの外から子どもの体を支えて、洗ってあげるのが一般的です。

児童虐待や育児放棄防止はとても大事なことです。しかし、米国でも一部でこのような基準に疑問を持つ人がいるようです。

「子どもがひとりで遊べない国、アメリカ(谷口輝世子)」の詳細を調べる

    
コメント