国語と数学は何を教えてくれようとしていたのか? 学校が抱える教育思想について。

わたしたちはなぜ、勉強しているのでしょうか。大事な青春時代を使い、なぜ勉強をするのでしょうか。大人になっても学びの連続ですが、青春時代の学びと20歳を過ぎての学びは明らかに性質が違います。今回は特に数学と国語を例に、学校の勉強は何を教えてくれていたのかを解説していきます。


■国語と数学は何を教えてくれようとしていたのか?

1. 国語

「美しい文章」「流れるような言葉」といったこと「=国語力がある」という風に思っていませんか。ベタベタした、甘い文章が「美しい文章」と思っていませんか。そういったことが文章を書く上で大切なことと勘違いされがちです。しかし、違うのです。

「絶妙な言葉選び」や「トリッキーなストーリー」というのは、木に例えると枝葉のようなもの。一番大事なの本体です。では、本体は何かというと「言葉の正しさ」です。如何に無駄な情報を切り落とし、事実と論理で文章を組み立てられるかです。

また、どれだけ言葉で表現できるか、というのも問われます。日常生活で学ぶことができますが、小説の時間でも学ぶことができます。自分の気持ちは本来、とても複雑なもの。英語で「怒る」は「Angry」の他にも「Mad」や「Rage」などがあるように、自分の気持ちは単純に一言で表すことができないもの。正確に自分や相手の気持ちを表すには訓練が必要なのです。

2. 数学

数学の役割は、どうすれば問題が解けるのかを学ぶことです。高校レベルの数学において、答えが出ていない問題を解かせることはほぼありません。なので、出てくる問題には必ず答えがあり、その答えは1つなのです。

では、数学の答えはどうやって出せばよいのでしょうか。それは、自分の能力です。先生たちは数学を教える際、必ず公式や定理を私達に教えてくれます。それを用い、論理的に解く力を鍛えるのです。数学は、自分の頭をどれだけ働かせることができるかが問われる学問であります。そして、問題を如何に突破するかが問われる学問でもあります。

学校の教育思想を知っていればどんなに有意義に勉強できたことでしょうか。もっと昔に聞きたかったです。

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