高学歴な親が子育てに失敗する理由

両親が高学歴の安定した家庭でありながら、その子どもが非行などに走ってしまうというのは珍しくないこと。高学歴でエリート街道を通った両親が子育てにもうまくいくとは、限らないわけです。けれども、両親が立派であるのに、どうして子育てがうまくいかない場合があるのでしょうか。そこには、エリート両親がハマる落とし穴がありました。


■高学歴両親の2つのタイプ

高学歴な両親といっても、主に家系エリートと、頭脳エリートの2つのタイプに分けられます。

1. 高学歴な家系エリート

3代、4代と続いた、その地域に根付いた名家出身のタイプが当てはまるのがこの家系エリート。父親の帝王学などを刷り込まれながら育ってきたケースが多いのが特徴です。

2. 高学歴な頭脳エリート

優秀な頭脳を武器に、エリートと呼ばれるキャリアを形成してきたタイプが当てはまるのが、この頭脳エリート。有名企業のサラリーマンや、国家公務員、法曹関係などの職業についている場合が多いです。

■エリートが陥る教育の落とし穴

2つのタイプの高学歴なエリート両親でも、それぞれ子育てに失敗する理由があります。

1. 家系エリートがはまる5つの落とし穴

家系エリートがよく陥ってしまうのが、下記の5つのこと。

  1. 「家柄・血筋」が万能だと信じている
  2. 自覚症状がない過干渉
  3. 勉強以外で子どもの才能に目を向けない
  4. 恵まれた環境に甘えて脆弱な子育てをしてしまう
  5. 一般社会の常識とのギャップに、親も子も気がつかない

恵まれた環境ゆえにタフな子どもを育てることに失敗してしまうこともあるようです。

2. 頭脳エリートがはまる5つの落とし穴

同様に頭脳エリートにも子育てに陥りがちなことが5つあります。

  1. 自分の子供に対する自信
  2. 知育優先で、しつけを軽視してしまう
  3. 情報に流されて自分で分析できない
  4. 公立が悪であり私立が善だという意識
  5. 子どもの目的意識の欠如に気づかない

自分が頭脳を武器にしてキャリアを形成してきたため、自分のこどもが学業が出来ないはずはないと考えてしまう傾向があります。

子育てをしている人はもしかしたら当てはまっているかもしれません。子どもにとって何が最善なのかは、一概には言えませんが、子育てに失敗しないようにしたいですね。

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