大学生活のトリセツに学ぶ

大学は自由だといわれています。何をしていても自己責任です。例えば、授業に出ないことによって勉強が遅れてしまうのも自己責任です。あまりに自由すぎて、その膨大な時間や空間を前に戸惑ってしまう、あるいは怠惰に過ごしてしまうといったこともあるでしょう。


トリセツを考えてみる

大学生活には王道はありません。もちろん取扱説明書もありません。しかし、そんな自由な大学生活において道標となる取扱説明書、トリセツを称する本が田中研之輔による『先生は教えてくれない大学のトリセツ』(ちくまプリマー新書)です。本書は大学生活だけではなく、その先の生活についても記されています。つまりはどのような仕事を選び、どのような生活をしてゆくのか、という将来のことについてです。今だけでなく、未来についての指南書でもあるといえるでしょう。

ビジョンを持つことの大切さ

本書が説いているのは将来設計の大切さでしょう。例えば外国語を使えるようになりたい、それを活かした仕事をしたいという場合には、語学を学ぶ必要があります。外国語は継続的に学んでいくことでしか身につきません。ある程度の準備期間が必要だといえるでしょう。このように、未来に確かなビジョンがあれば、選ぶ道も自ずと決まっていくのです。

大学の実態

さらに本書では、近頃の大学生や大学の実態についても記されています。これから大学へ進学しようとする高校生はもちろんのこと、かつて学生だった人たちや、あるいは学生を子に持つ親世代にとっても読んでほしい本です。また、本書には大学生活におけるアルバイトのベストなやり方についても記されています。ひとつのアルバイト先でずっと働くだけでなく、ダブルワークでそれぞれの職場を比べて見識を高めるといったちょっとしたテクニックも記されているので非常に参考になるでしょう。

    
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