リハビリ介護の「リハビリ型デイサービス」とは?

親の介護が必要となったら、ぜひうまく活用したいのが、介護保険を使った介護保険サービス。 介護保険サービスと一言で言っても、様々なものがあります。 この記事では、『介護で会社を辞める前に読む本』山下哲司著(ダイヤモンド社)の中から、「介護保険サービス」の選び方をご紹介していきます。

要介護度に応じて利用できる介護サービスは異なる

介護保険サービスを受けるには、要介護認定を受けなくてはなりません。 要介護認定を受けると、どの程度介護を必要としているかを示す「要介護度」が設定されます。 介護をしたことがない方も、「要介護3」といった言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。 これが要介護度です。 要介護度は「要支援1~2」と「要介護1~5」の7つの段階に分かれます。 家事や身の回りのことなど、日常生活に支援が必要な、比較的軽い状態は、 「要支援1~2」 に設定されます。 寝たきりや認知症などにより、多くの介護を必要とする状態は、 「要介護1~5」 に設定され、「要介護5」が最重度の介護を必要とする状態です。 これら認定のレベルによって、受けられるサービスや自己負担額などが違ってきます。

介護保険サービスには何がある?

「介護保険サービス」は、大きく「施設サービス」と「居宅サービス」の2つに分けることができます。 「施設サービス」とは、施設に入居している人が受けられる介護保険サービスで、 特養と呼ばれる介護福祉施設サービスなどがあります。 寝たきりの高齢者が日常生活を送るための介護や、病状の安定した利用者が、家庭復帰を目的にリハビリなどを受けたりすることができます。 「居宅サービス」とは、自宅に居ながら受けられる介護保険サービスのことで、 自宅で生活する高齢者が自宅で介護を受けたり、施設に通ってリハビリなどを受けることができます。 居宅サービスには、下記のようなサービスがあります。 ○訪問サービス……ホームヘルプサービスと呼ばれる訪問介護などを含むサービスです。 ○短期入所サービス……ショートステイと呼ばれ、短期間、施設に入所するサービスです。 ○通所サービス……施設に通って受けるサービスで、デイケアとデイサービスの2種類があります。

デイケアとデイサービスは何が違うの?

デイケアとデイサービスは、非常によく似た名前ですが、内容は似て非なるものです。 デイケアは、通所リハビリとも呼ばれ、医療機関の管轄になります。 デイケアのリハビリの多くは、朝から晩まで1日中施設にいても、1単位たった20分のリハビリしか受けられないケースが多いと言います。 一方、デイサービスは、通所介護とも呼ばれ、民間企業も参入しています。 医療行為以外であれば、事業者が自由にサービス内容を決めることができ、食事やレクリエーション、入浴など様々なサービスを受けられます。 デイサービスの中でも、リハビリに特化したのが「リハビリ型デイサービス」です。 「リハビリ型デイサービス」では、リハビリを続けることで身体が動くようになり、心身とも元気になっていく利用者が多いと言います。 介護保険サービスを選ぶ際、介護を楽にすることを考えて選んでしまいがちですが、高齢者の身体の機能を回復させる、あるいは維持していくことを目的に「リハビリ型デイサービス」を選ぶことは、結果的に介護の負担も軽くなっていくことにつながります。 「リハビリ型デイサービス」については、『介護で会社を辞める前に読む本』山下哲司著(ダイヤモンド社)に、介護状態の様々な改善事例と共に詳しく書かれていますので、介護保険サービスを選ぶ上で参考にしてみてはいかがでしょうか。