料理にお酒が必要な理由

外食をすると食前酒や食中酒などお酒とセットで食事をすることって多いですよね。でもそれには、昔の人が経験則で知っていたちゃんとした理由があるのです。今回はお酒好きな人が、もっともな意見でお酒を飲む科学的な理由を紹介します。


■料理にお酒が必要な理由

ものを食べると、たんぱく質と脂肪の存在が重要になってきます。人の体温はだいたい36度あたりが平均ですよね。36度という体温では、摂取した油が固まるか溶けるかギリギリの温度なのです。昔の人がよく「身体を冷やすな」と言うのは、身体を冷やすと食べたものの油が固まるからなのです。中国料理やフランス料理で、できるだけものを炒めたり温めなさいと言われるのも、食べた油が固まってしまうからなのです。

次に、例えば、日本食を食べるのであれば日本のお酒を飲むように、その国の料理はその国のお酒を飲みながら食べることが大切です。日本食は、それほど脂肪分がなく、日本のお酒の中の麹菌が適しています。

イタリア料理やフランス料理で赤ワインを飲むのは、動物性脂肪を分解する酵素であるポリフェノールがブドウにもっとも含まれているからです。中国料理には中国のお酒、日本の料理には日本のお酒、フランス料理にはフランスのお酒と、分解酵素を持っているアルコールをある一定量飲むのが生理学的にも理に適っているのです。

外食をする際には、その国の料理はその国のお酒を飲みながら食べましょう。また、温かくして飲めるお酒は温かい状態にして飲むことで油が身体の中で固まるのを防いで健康になりましょう。

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