札幌といえば味噌ラーメン!味噌ラーメン誕生の秘密

札幌といえば味噌ラーメンを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?いまや、札幌ラーメンといえば味噌ラーメンがご当地グルメとして定着しています。では、この味噌ラーメンはいつ誕生したのでしょうか?今回は、札幌ラーメンでおなじみの味噌ラーメン誕生の秘密に迫ります。


■札幌で最初のラーメン

札幌で一番最初にラーメンを出したと言われているのは、北海道大学の前にあった「竹家食堂」と言われています。「竹家食堂」は大衆食堂でしたが、中国人コックの王文彩さんを採用したことで、大正12年に大衆食堂から中国料理店へとお店を転換しました。そこで大人気となったのが、札幌ラーメンの礎となった「拉麺」なんです。これは、現在の味噌ラーメンとはまるで異なり、塩味のスープに油通しした細切り肉が乗ったものだったのです。やがて横浜で人気となっていた汁そばのスタイルが取り入れられ、チャーシューやメンマ、スープに醤油、といった形で現在のラーメンの姿に近づいていきました。

■札幌ラーメン「味噌ラーメン」の誕生

ラードの保温効果で熱々のスープが楽しめるラーメンは、身体を温めてくれる食べ物として札幌で大人気となりました。昭和30年代、札幌ラーメンから味噌ラーメンが考案されました。味噌ラーメンを開発したのは、「味の三平」の初代店主、大宮守人さんです。大宮さんは米国の大手スープメーカー「マギー社」の社長が

「日本人は味噌を有効に活用していない」

といった言葉に触発され、約8年味噌とラーメンを研究しました。そして、味噌ラーメンが、雑誌やデパートで紹介されるようになると、札幌味噌ラーメンは全国に広まり、その味やスタイルを真似したチェーン店や、メニューに味噌ラーメンを加える店が急増しました。

札幌ラーメンの代表「味噌ラーメン」はご当地ラーメンの先駆けであり、火付け役だったのです。

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参考本

「ラーメンの真髄(石神秀幸)」

    
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