卵の生食は日本だけ?

日本というのは、独自の文化というものがあります。それが時としてエキゾチシズムの対象ともなりうるわけで、クールジャパンの表象として現れてくることもありますね。それは日本の良いところでもあると言えるでしょう。さらに、日本独自の食文化というものがあります。それが卵の生食文化です。

日本だけ?

海外においても卵を使った料理はあります。スクランブルエッグなどは世界中どこでも食べられていると言えるでしょう。あるいはオムレツなどもそうですね。これらは、すべて卵を加熱して調理しているものです。半熟といった状態はあるにせよ、ある程度は熱を加えていることになります。まったく熱を加えずに卵を生で食べる文化、いわゆる卵かけご飯や、すき焼きに生卵をつけるというのは、日本だけでしょう。

なぜ食べない?

なぜ海外で卵を生で食べないのかといえば、それは当然ながら食中毒防止のためです。卵にはサルモネラ菌が培養されやすくなり、それを食すと腹痛などの食中毒を起こすほか、最悪の場合は命に関わるといったこともあるのですね。日本でも生卵は二週間ほどが賞味期限とされており、それ以降は加熱して食べることがベターとされています。卵をきちっと冷蔵保存しておくといった技術、食品の管理環境を含めて日本の卵の生食文化があるということも忘れてはいけないでしょう。所変わればということですが、日本と世界の常識は場合によっては異なるということも意識しておくと良いかもしれませんね。