レーンには海蛇やナマズ。人気寿司ネタの代替魚5選。

かっぱ寿司やくら寿司など、有名寿司チェーン店の登場により、高級だった寿司が低価格で食べられるようになりました。身近に感じられるようになったのは嬉しいですが、なぜ低価格で食べることができるのでしょうか。それは、代替魚を使っているからです。そこで今回は、人気寿司ネタの元ネタを5種類紹介します。


■有名な代替魚5選

1. 偽マグロ

みんな大好きなマグロ。スーパーに行けば必ず置いてあり、寿司ネタとして多くの人から愛されています。マグロは様々な地域で水揚げされるのですが、全世界的な需要の高まりで、値段は右肩上がりです。

そこで代用されるのが「マンダイ(アカマンボウ)」です。姿はマンボウのように平べったっく、味は繊維質なマグロと言ったところで、ネギトロなどを増量する時に利用されていました。

2. 偽アナゴ

蒲焼にするとご飯が進むアナゴ。江戸時代から食べられているマアナゴは現在漁獲量が減ったことで貴重な食材となりつつあり、古来からのアナゴファンを泣かせる事態に発展しています。

そんな中、回転寿司では代替品を使う流れにあり、マアナゴではなく「マルアナゴ」を代用しています。マルアナゴはペルー近海に生息しており、海蛇の一種です。

3. 偽ヒラメ

泥にまみれた体からは想像できない美味しさを誇るヒラメ。そんなヒラメも純粋なものは数が少なくなっており、代替魚が盛んに用いられています。

ヒラメの場合、用いられるのが「アメリカナマズ」です。これは器用な魚でヒラメの他、マダイやスズキ、アイナメにも変化します。

4. 偽エンガワ

コリコリとした食感が特徴のエンガワ。普通、エンガワと言ったらヒラメのエンガワを指します。ですが、エンガワは非常に貴重な部位で、1匹につき4貫分しかとれないのです。

そこで使われるのが、カラスガレイやオヒョウといった「カレイのエンガワ」です。ヒラメのエンガワよりも脂がのっているのが特徴です。

5. 偽シシャモ

魚の中でも人気のシシャモ。ぷちぷちとした卵が大好きで、シシャモの大ファンな人も数多く見られます。本シシャモは本来、北海道の沿岸にしかおらず、漁獲量も減少しているので食卓に並ぶことはそうそうありません。

そこで代替されるのが、「キュウリウオ」や「カラフトシシャモ」です。ほぼ外見は一緒なのですが、本シシャモとは全く味が異なる魚です。

アメリカナマズなど、そのままの名前で出すのは中々難しい魚は名を変えて代替魚として流通しています。ですが、味は非常に似ているのも事実。気になる方は一度調べてみてはいかがでしょうか。

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