人工甘味料はダイエットに本当に効果的なのか?

カロリーを抑えるために、砂糖などの甘味料の代わりにカロリーが低い人工甘味料を使う食品が増えてきました。人工甘味料はダイエットに本当に効果的なのでしょうか?


■人工甘味料

人工甘味料には、「合成甘味料」と「糖アルコール」があります。アメリカの食品医薬品局(FDA)と厚生労働省が認めた合成甘味料は、

アセスルファムK
アスパルテーム
ネオテーム
スクラロース
サッカリン

の5種です。糖アルコールには

キシリトール
ソルビトール
エリスリトール
マルチトール
ラクチトール

などがあります。

加工食品の成分表示欄を見ると、こうした名称が表示されています。チェックしてみるといいでしょう。これらの人工甘味料は総じて血糖値を上げにくく、インスリンの追加分泌を促さないため、摂っても太りにくいとされています。

■人工甘味料は太らない?

「カロリーよりも糖質が太る原因らしい」という事実がメディアを通じて伝えられるようになり、「糖質ゼロ」という食べものや飲みものが増えましたが、そこでも砂糖などの代わりに人工甘味料が使われています。

しかし、残念ながらそれは事実ではなさそうです。人工甘味料入りの食べものや飲みものを口にすると、そのあまりの甘さに

「これで低カロリーなの?」
「これで糖質ゼロなの?」

と感じます。でも、その瞬間に体内ではインスリンの追加分泌が始まっています。糖質がたくさん含まれており、口にして「甘い!」と感じる食べものは確実に血糖値を上げます。

血糖値が急激に上がるとカラダ全体の細胞のダメージになるため、急いで血糖を細胞に摂り込ませて血糖値を下げないといけません。そこで「甘い」と舌で感じたら、反射的にすい臓がインスリンを分泌する仕組みができているのです。

「甘さを感じるものを食べる→血糖値が上がる」という状況を何度も体験しているうちに、人工甘味料を摂って血糖値が上がらなくても「甘い」と思っただけで、インスリンが分泌されるようになっているのです。

こんなデータがあります。1日平均1缶の糖質入りの清涼炭酸水を飲んでいる人は1缶未満の人に比べて、メタボリックシンドロームになるリスクが2倍という報告が出ました。

そして、人工甘味料を使ったダイエット清涼炭酸水の飲用者も、同様にメタボになりやすいという結果となりました。

人工甘味料はダイエットに本当に効果的なのか疑わしいところです。簡単にダイエットとはいかないようですね。

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