なぜあなたは食べ過ぎてしまうのか? 食べ過ぎの原因と解決策

ちょっと太ったかも…と思いながらもついつい食べ過ぎてしまうことありますよね。食の誘惑に弱いあなたのために、食べ過ぎの原因とその解決策を紹介します。


食べ過ぎとは

食べ過ぎとは、「1日に消費する以上のカロリーを摂取すること」をいいます。人が1日に必要な摂取カロリーは、「基礎代謝量(消化吸収、神経系ほかの内臓の活動、体温の維持など、生きているだけで消費するエネルギー)と運動などに使うエネルギーの合計」とされており、身長や年齢などから割り出すことができます。

1日に必要な摂取カロリー

1日に必要な摂取カロリー=標準体重×30キロカロリー
標準体重(キロ)=身長×身長(メートル)×22

なので、身長160センチの人の場合、「1.6×1.6×22×30=1700」という計算になり、1日に必要な摂取カロリーは約1700キロカロリーとなります。

カロリーオーバー(摂取カロリー>消費カロリー)の状態が続くと、消費されなかったカロリーが脂肪となって体内に蓄えられます。その結果、ぽっこりおなかやウエストのくびれがなくなるなど、体型に変化が表れます。

さらに内臓脂肪が増えるとメタボリック症候群となり、糖尿病や動脈硬化など生活習慣病に陥る可能性が高くなってしまいます

食べ過ぎてしまう原因

食べ過ぎは、「おなかが空いている」という身体の反応だけで起きるのではありません。食行動と心理には密接な関係があり、脳への刺激や感情の変化によっても食欲はかなり影響を受けています。「食べ方」「ストレス」「環境や身体の変化」による、さまざまな食べ過ぎパターンを紹介します。

食べ過ぎの原因その1. 食べ方の問題

「口寂しくてつい食べてしまう」「たくさん食べ物を買ってしまう」「早食い」など、主に食行動を原因とする食べ過ぎ。 具体例は以下となります。

早食いでたくさん食べる
食後のデザートは別腹
口寂しくて間食する
片付け食いをする
お酒を飲むと食べ過ぎる
1日1食でドカ食い
食べ始めると止まらない
夕食を摂る時間が遅い
旅行に行くと食べ過ぎる
コンビニの誘惑に負ける
食べ物を多く買い過ぎる

食べ過ぎの原因その2. ストレスの問題

「イライラすると食べてしまう」「勧められると断れず食べてしまう」など、主に心の問題を原因とする食べ過ぎ。具体例は以下となります。

嫌なことがあると「やけ食い」
残すことに罪悪感がある
疲れると甘いものに手が伸びる
悩み事があると食ベてしまう
ダイエット中に反動で食べ過ぎる
人に勧められると断れない

食べ過ぎの原因その3. 環境や身体の変化の問題

「タバコをやめたら食欲が増進した」「一人暮らしを始めたら食べる量が増えた」など、主に環境の変化や身体の変化を原因とする食べ過ぎ。具体例は以下となります。

一人暮らしを始めたら太った
タバコをやめたら食欲が増進
生理前になると食べ過ぎる
更年期障害で太り始めた
出産後、体重増加が止まらない

食べ過ぎを確実にやめるステップ

食べ過ぎの原因が「食べ方」「ストレス」「環境や身体の変化」のどれであっても、次の3つのステップで解消できます。

1. 食べ過ぎの「きっかけ」に気づく
2. 生活習慣の中で、自分にピッタリの食べ過ぎ解決方法を見つける
3. 行動を少しだけ変える

このステップを上手に踏めば、多少の体重オーバーも大丈夫でしょう。その後の体重維持も可能となります。また「太ってはいないけれど、これからも今のスタイルを維持したい」という方にも、この方法は有効です。

よく噛んで食べよう

次に、もっと簡単な食べ過ぎを防止する方法を紹介しましょう。それは、「よく噛んで食べること」です。よく嚙むことは、食べ過ぎ防止の基本なんです。

●回以上嚙むと決めてもいいですが、これだと数えるのが面倒で続かないという方が多いです。「口に入れたものがペースト状になるまで」を目安に嚙みましょう。

嚙むことの医学的利点はいくつもありますが、そのひとつが唾液の分泌量が増えることです。咀嚼によって満腹中枢を刺激し、食べ過ぎを防ぎます。同時に、内臓脂肪が減少することも証明されました。よく嚙むと薄味でも美味しく感じます。ご飯の甘さや野菜の美味しさにきっと気がつくはずです。自炊の方は、食材を大きめに切ったり、硬いものを選ぶと、自然と嚙む回数も増えます。

特に、野菜には食物繊維が多く含まれており、よく嚙まないとペースト状にならないので自然と早食いを防げます。また肉などのタンパク質やご飯などの炭水化物より先に野菜を摂ることで、血糖値の上昇を緩やかにすることができ、太りにくい身体づくりにも役立ちます。

また、一度に口に入れる量を減らし、嚙んでいる間は箸やフォークを置く習慣づけをしましょう。常に次の一口を、口元でスタンバイさせているような食べ方はやめましょう。

食べ過ぎをやめるには、無理なく、楽しく、心地よくが大切です。楽しくダイエットをしていきましょう。

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