「肌断食」で毎日のスキンケアが簡単になる!?

「肌断食」という言葉をご存知でしょうか。化粧水、洗顔料、保湿クリームなど……毎日さまざまな肌のお手入れをしている人も多いと思います。ですが、過剰なスキンケアはときに肌を傷つけてしまうことがあるのです。


肌は排泄器官!?

皮膚は8割が排泄器官の役割を担っており、どんなに高価なスキンケアアイテムをせっせと塗り込んでも、栄養を吸収する能力は1割未満しかありません。大便を排泄する大腸、尿を排泄する腎臓、二酸化炭素などを排出する肺と並んで、皮膚は汗や皮脂、老廃物、二酸化炭素を排出する「四大排泄器官」のひとつです。
人は広範囲の毛穴をふさがれて皮膚呼吸ができなくなると、生きられません。皮膚は私たちの大切な命綱でもあるのです。
しかし、皮膚が“命にかかわるデトックス器官”であることを認識している人は意外と少ないのが現状です。

汗腺をふさぐとデトックスできなくなる

皮膚から汗や二酸化炭素などの老廃物を排出するのは、汗腺です。
そこに吸収しきれないほどの過剰な保湿剤などを塗布されれば、デトックス機能もおのずと低下してしまいます。
特に腎臓などの代謝機能が落ちている人は、皮膚から毒素や老廃物を排泄しようとするので、汗腺をふさいで肌のデトックスを妨げてはいけません。

「肌断食」とは?

肌断食とは、肌に栄養を与えるのをやめることによって、過剰なスキンケアやメイクで疲れた肌を休め、素肌が本来持っている力をとり戻す肌リセットの手法です。

「肌断食」って実際どうするの?

洗顔後に肌に化粧水やクリーム、ファンデーションなどをつけないのはもちろん、屋外でひどい汚れがついたり、汗をたくさんかいたわけでなければ、クレンジングや石けんで洗顔するのもやめます。
ぬるま湯で洗うようにすると、肌に必要な皮脂のとりすぎをストップできるので、保湿用の化粧水やクリームなどを塗らなくても、うるおいをキープできます。

シャンプーで髪を、スキンケアで肌を傷つけているかも?

一説では、抜け毛や薄毛で悩んでいる日本人が多いのは、実は毎日のシャンプーのしすぎで頭皮本来の力が弱まってしまっていることが原因ではないかともいわれています。江戸時代には、髪を結っていることもあり、1カ月に1度程度しか髪を洗わなかったといわれています。
「濡れ羽色」といわれたツヤのある当時の日本人の髪は、頭皮から出る自前の皮脂によるものだったのです。

まとめ

良かれと思ってやっているお手入れが肌や紙を傷つけることがあるなんて驚きですね。うるおいのある美しい肌はすべての女性のあこがれです。肌断食なら手間もかかりませんし、高価なスキンケア用品も不要です。この機会に実践してみてはいかがでしょうか。

参考書籍『日本人の肌はなぜ世界一美しいのか?』主婦の友社 (2016/7/15)  著者:渡辺奈津

    
コメント