脱・般若顔、アラフォー過ぎたら特に注意!

自分では普通にしているつもりなのに「なんだか不機嫌そう」「声を掛けずらい」と言われたことはありませんか? もしかしたら気がつかないうちに「般若顔」になっているのかもしれません。


自撮り写真は素の自分とは違う

最近はスマホで自撮りしたり、それをフェイスブックなどのSNSで公開している人がたくさんいますが、自撮り写真=「素の自分」と思ったら大間違いです。
自撮りするとき、自分がよく見えるように自然と顔の表情をつくりますよね?
自分のベストの顔で写るように調整しながら自撮りしても、それは「こう見せたい」と思っている自分の姿に過ぎません。
実際に他人の目に映っている自分の姿は、「私って、まあこんなものかな」と思っている自分の姿とは驚くほどかけ離れています。

気がつかないうちに般若顔に

「ええっこれが私 !? 怖すぎる! 私ってこんな怖い顔してるんだ……!!」
ある研究会の風景を撮影されたビデオ映像を見て、私はショックのあまりぼうぜんとしたことがあります。
そこに映っていた私は、まるで「般若」の形相でした。
資料を一心不乱に読んでいるその顔は、あまりに真剣すぎて、自分でもにわかに信じられないくらい怖い顔に見えました。
別に怒っていたわけでも不機嫌だったわけでもなく、ただまじめに研究会に参加していただけなのに、自分では気づかないうちにこんなに恐ろしい表情を大勢の前でさらしていたんだ……。

普通にしているつもりなのに

私ががくぜんとしたのは、このときだけではありません。私が食事をしている姿を高校生の娘がスマホで何気なく撮影した動画を見たときも、やはり同じ衝撃を覚えました。
ただ食事をしているだけなのに、何か難しい研究をしているときのように真剣な表情をしていて、やはりとても怖い顔に見えました。
「私って、いつもこんな怖い般若顔をしていたんだ……」
自分では普通にしているつもりなのに、客観的に見るとこんなにギャップがあるのかと思うと、とても複雑な気持ちでした。
と同時に、この事実に気づくことができてよかったと思いました。
それからは、意識的に口角を上げたり表情を和らげるようにしました。

自分が思っている顔と他人から見た顔は違う

実はこれは私に限った話ではなく、他人の目に映る自分の顔は、自分が思っている顔とは大なり小なりギャップがあるものです。
通常、私たちは鏡に映った自分や、写真に写った自分を「これが私」と思っていますが、それは平面的な姿に過ぎません。その平面をパレットに、あれこれ化粧して美しく見せようとしてみたところで限度があります。

まずはギャップを知ることが大事

自分の本当の姿を立体的に知るには、私の娘が食事をしている私をこっそり撮影したように、撮っていることを告げずに撮影してもらった動画を見ることです。
「うわっ……まさかこれが私!?」
うっかり撮られたときの自分のうかつな表情にショックを受けるかもしれませんが、自分が思い描いている自分とのギャップにまず気づくことが大切です。
「きっとたまたまこんな顔していただけ。いつもこんな顔しているはずがない」
認めたくない気持ちもわかりますが、残念ながらその動画に映っている姿こそ、いつも他人の目に映っている「あなた」なのです。

アラフォー過ぎたら要注意

特にアラフォー以降の女性は、眉間や目の下、ほおにたるみやしわ、クマ、影が出て、普通にしているつもりでも顔が怖くなりがちです。
怖い表情の人を見ると、「ご機嫌ななめなのかな?」「何か怒っているのかな?」「あんまり近寄りたくないな……」などとネガティブな印象を持ちますよね?
もし自分が仲よくなりたいと思っている相手からそんなふうに誤解されたら、とても悲しいですよね?

笑顔でいられる写真を目に入るところに

脱・怖い般若顔を目指すなら、愛する家族や恋人、ペットなど、自分が自然にいい笑顔を見せられる対象の写真を目に入るところにおきましょう。
私も診察室に娘の写真をおいています。診察で忙殺されていても、その写真を見ると、自然に笑顔になれます。
ムリに変顔をつくる顔トレをするより、愛する対象を眺めるときの自然な表情を自分の標準顔にすることをおすすめします。

<まとめ>

自分が思っている自分の顔と、他人が見た顔は違うなんて、なんだかショックですね。気づかないうちに般若顔にならないよう、今日からすぐできる般若顔対策は笑顔でいられる写真を目に入るところに置くこと。これだったら誰でもすぐにできますね。柔らかい表情が自分の標準顔になるように、さっそく始めてみてはいかがでしょうか。

参考書籍『日本人の肌はなぜ世界一美しいのか?』主婦の友社 (2016/7/15)  著者:渡辺奈津

    
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