日本人が欧米人に比べて若く見える理由は肌だった

海外、特に欧米では日本人など東洋人はとても若く見られるというのは有名ですが、そのヒミツは肌にあったのです。


ダメージを受けやすい東洋人の肌

厚生労働省所管の研究機関の調べによると、日本人の肌は表皮の角質層が、白色人種よりも厚みが3分の1ほどしかなく薄かったという研究報告があります。
表皮は厚さが0・1〜0・3ミリほどの薄い層で、角質層をはじめとする4層がミルフィーユのように重なっています。
この表皮が薄いということは、肌を守るバリア機能が弱いということです。
「昨日までは誰もがうっとり見とれるような輝く美肌だったのに、うっかり間違ったスキンケアをしただけで、一晩で誰にも見せられないようなトラブル肌に!」
日本人をはじめとする東洋人女性の美肌には、そんな恐ろしいリスクがひそんでいるのです。

シワやたるみが目立つと老け顔に

「花の命は短い」といわれますが、最近は年齢を超越してエイジレスに若々しく美しい女性が増えています。
しかし、どんなに美しい花も、盛りを過ぎれば徐々に枯れていくように、人も年齢を経れば、それなりにしわやたるみといった老化現象が出てきます。
それもまた女性の一瞬一瞬の美しさといえますが、「老化はできるだけ遅らせたい!」というのが本音ですよね。

「えっ、あんなにプリップリのキュートな美少女だったのに、ちょっと見ないうちにどうしてこんなに劣化しちゃったの !? 」
「うわっ、お姫さまみたいだったのに、いつの間にか魔女みたいな顔に……!」
ハリウッド映画などで人気のキュートな女の子が、アラサーになったとたん、ファンをがっかりさせることがよくありますよね。
加齢に伴う変化を、「劣化」と認定されてしまうセレブリティーにはとても気の毒ですが、どんなに目鼻立ちが整っていても、しわやたるみが目立つと老け顔に見えます。

日本人が若く見える理由

「日本人は欧米人よりも若く見える」と言われますが、実際に日本人は欧米人よりもしわやたるみができにくい傾向があります。
その理由のひとつとして、日本人は欧米人よりも皮下組織も厚いといわれ、これも しわができにくいことが挙げられます。
また、日本人の表皮は欧米人の表皮よりも薄いけれど、表皮のさらに奥にある真皮は日本人のほうが厚いといわれています。
真皮にはプリプリした美肌に欠かせないコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などがあり、肌の若々しさを左右する決め手となります。

繊細な日本人の美肌

しかし、その分、欧米人よりも傷跡が目立ちやすいという弱点もあります。
美しく繊細なスイーツも、細心の注意を払ってそっと扱わなければ、あっという間に壊れてしまいますよね。
同じように、センシティブな日本人の美肌もそっと扱わなければたちまちバランスをくずしてしまう危うさをあわせ持っている「もろ刃の剣」といえ、間違ったスキンケアによる急激な劣化リスクに対する注意が必要なのです。

日本人の肌質にあった化粧品を

人気ハリウッド女優が愛用しているスキンケアアイテムや美容法が話題になると、すぐにそれをマネしてみる人がいますが、日本人の肌質と欧米人の肌質は違うので、安易にマネしてもかえって逆効果になってしまうことがあります。
肌質には個人差がありますが、基本的に日本人の肌質を考えて作られた化粧品を使うことをおすすめします。

まとめ

日本人を含む東洋人が欧米人に比べて若く見えるのは、肌にシミやたるみができにくいせいだったのですね。しかしその分、欧米人よりも繊細にできている私たちの肌。スキンケアにも気を配っていつまでも若々しくありたいですね。

参考書籍『日本人の肌はなぜ世界一美しいのか?』主婦の友社 (2016/7/15)  著者:渡辺奈津

    
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