健康・美肌のためには頭と身体の声をしっかり聞こう

健康や美肌のためにいつ何を食べるのかはとても大事なこと。でもどうしたらバランスよく身体に必要な栄養をとることができるのでしょうか。


胃腸が「胃腸ちゃん」に

本当に胃腸が健康なときは、自分の身体に必要なものが食べたくなり、それを「おいしい」と五感で堪能しながらいただけます。
ただ、現代のような飽食の時代に生きていると、胃腸は頭の中で考えているよりも少し子どもの「胃腸ちゃん」になっています。

胃腸ちゃん「おなかすいたあ。なんか食べたーい!」
頭さん「わかったよ。もう夜遅いし、消化のいいバナナでも食べようか」
そんなふうに子どもの胃腸ちゃんをなだめます。

「胃腸ちゃん」の暴走で暴食

それで胃腸が「はーい」と納得してコミュニケーションがとれれば問題ないのですが、完全に胃腸が暴走してしまう場合があります。
胃腸ちゃん「おなかペコペコ! もうダメ! いますぐ焼き肉が食べたい!」
頭さん「夜中だしバナナでがまんしようよ」
胃腸ちゃん「やだやだーっ。絶対に焼き肉が食べたい!」
頭の中ではよくないとわかっているのに、胃腸の暴走を止められずに夜中に焼き肉をたくさん食べてしまえば、体調をくずしてしまいます。

リバウンドの原因は頭?

一方、頭の中だけが大人ぶって胃腸を強引に押さえつけるのも問題です。
胃腸ちゃん「たまには白いごはんが食べたいよお」
頭さん「ダメダメ。糖質は老化を早めるってテレビ番組で言っていたから、白ごはんもうどんもパスタも、絶対に食べないことにしたよ」
そんなふうに頭の中で胃腸を押さえつけても、胃腸は決して黙ってはいません。
やがて必ず「ぎゃあっ、もうがまんできない!!」と猛反撃をしてきます。
極端な食事制限をしても、リバウンドをしてむしろダイエット前より太ってしまったり、と食障害になってしまったりするのは、何もかも頭の中だけでコントロールしようとした結果です。

自分の身体の声に耳を傾けよう

「何を食べるべきか」「何を食べたらダメか」という情報にばかり踊らされて、「自分が何を食べたいのか」ということさえわからなくなっている人がいます。
胃腸の暴走に振り回される人も、頭の中だけで胃腸をコントロールしようとする人も、自分が何を食べたいのかさえわからなくなっている人も、美肌とはほど遠い食生活を送っているといえます。
私の例でお話すると、糖質をとるとあまり体調がよくなく、日常的にはとらないようにしています。また、栄養のバランスが偏らないように、できるだけ単品の丼ものより、野菜もミネラルもバランスよくとれる定食を食べるようにしています。 
とはいえ、ちょっと肌寒い日に胃腸が「うどんでも食べてあったまりたいなあ」と思えば、「糖質はよくないから絶対にダメ」などと頭ごなしに否定せず、うどんをおいしくいただきます。頭と胃腸の声を聞いてバランスをとるというのは、そういうことです。
難しく考える必要はありません。普段から自分の身体の声に真摯に耳を傾け、頭の声、胃腸の声、肌に不協和音が生じないようにすることが大切です。

まとめ

暴飲暴食を防ぎ、体調はもちろん肌の調子を整えるには、頭でコントロールしようとしたり、食べたい気持ちに任せて食べたりせずに、頭の声、胃腸の声の両方にきちんと耳を傾けることが大切なんですね。

参考書籍『日本人の肌はなぜ世界一美しいのか?』主婦の友社 (2016/7/15)  著者:渡辺奈津

    
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