髪の毛の悩み!「脱毛」「薄毛」は改善できる?

年齢のせい? それとも遺伝? 髪がだんだん薄くなってくると、とても気になりますよね。単に薄毛と言ってもその理由はさまざま。いくつか種類があるそうです。


薄毛には種類がある

薄毛には「男性型脱毛症(AGA)」と「女性型脱毛症」「円形脱毛症」、そのほかの脱毛症があります。

男性型脱毛症の特徴と治療

「男性型脱毛症」は、成人男性の30%に見られ、男性ホルモンが原因とされています。
「プロペシアR」という健康保険適応外の内服薬の効果が高く、ある研究報告によると、1年服用し続けると改善率58%、維持率40%、3年後には改善率78%、維持率20%という結果が出たようです。ただし、プロペシアRは男性の身体にしか使えず、女性は内服ができません。また、2016年6月に新薬も出ました。

女性型脱毛症の特徴と治療

「女性型脱毛症」は、更年期以降になるほうが増えます。
頭頂部を中心に広く薄毛が見られ、完全に脱毛を起こすことはありませんが、髪が薄くなったり細くなったりします。
治療としては、内服薬、女性ホルモンや血流を活発にするためのビタミン剤、漢方薬や、毛根を刺激することにより発毛を促す塩化カロプロニウムの外用薬の処方があります。
健康保険外の治療ではミノキシジル外用薬、女性用の内服薬、HARG療法があります。私のクリニックでは、女性用薄毛治療をまとめて「ドクターズヘアレディース」として提供しています。

円形脱毛症の特徴と治療

「円形脱毛症」は、ストレスによって起こることが多く、年齢を問わず起こり得ます。
治療としては、ステロイド外用薬、塩化カロプロニウム外用薬のほか、液体窒素を綿棒につけ、脱毛しているところに押しつける液体窒素冷却療法や、脱毛部分にステロイドを直接注射する局所ステロイド治療、エキシマレーザーなどがあります。

<まとめ>

ひとくちに薄毛と言っても男性型、女性型、円形脱毛症といった種類があるのですね。それぞれに適した治療をすれば、快方に向かう可能性があるのですから、髪の毛のことで悩んでいるなら、一度皮膚科や美容皮膚科を受診してみてはいかがでしょうか。

参考書籍『日本人の肌はなぜ世界一美しいのか?』主婦の友社 (2016/7/15)  著者:渡辺奈津

    
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