乳酸が増えても疲れるわけではない! 乳酸は疲労物質の原因ではなかった!

短距離を全力で走った後に足ががくがくしたり、限界まで運動してしばらく動けなかったり、といった経験がある人は多いでしょう。このとき、筋肉中には「乳酸」がたまっていますが、この乳酸が筋肉痛を引き起こすと考えられがちです。

そして、筋肉痛を引き起こすと誤解されていることから、「乳酸=疲労物質」と考えている人が多いです。でも、実は乳酸が増えても疲れるわけではありません。実は、乳酸は疲労物質ではないんです!


乳酸が増えると本当に疲れるの?

「乳酸=疲労物質」というのはよく聞く説ですが、これは完全に誤解です。筋肉を動かすときに、体は酸素を燃やしてエネルギーを作り出し、それを使っています。あまりに激しい運動の場合、体に対する酸素の供給が追いつかなくなります。そこで酸素の代役として使われるのが、グリコーゲンやブドウ糖。それらがエネルギーに変わる過程で生まれるのが「乳酸」です。

乳酸が筋肉にたまると、筋肉がうまく収縮できずに痛みや炎症が起こるとされ、乳酸は疲労物質だと言われるようになったようですが、乳酸が増えたからといって、体が疲れることはありません。最新の研究では、乳酸には細胞の疲弊を保護する働きがあり、疲労回復のエネルギーとして使われていることがわかっています。

乳酸が増えても疲れるわけではないんです。乳酸は筋肉痛の原因でもなく、疲労物質でもなく、むしろ疲労回復に役立つ物質だったのです! 疲労回復に関する正しい知識を知ることが、疲れを取るのに一番効果的です。

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