ドラッグデリバリーシステムって何?【疲労回復用語】

「ドラッグデリバリーシステム(DDS)」という疲労回復用語があります。どんな意味かみなさん知っていますか?


ドラッグデリバリーシステムとは

胃で溶けると効果が薄い薬が、腸で溶けるようにカプセルなどで時間調整をして、必要な場所に、必要な時、必要な量だけ薬を作用させることをドラッグデリバリーシステムと言います。

具体例「イミダペプチド」

例えば、みなさんがよく聞かれる抗酸化物質のビタミンC、ポリフェノール、アントシアニン、カテキンなどは摂取しても血液中で抗酸化効果を発揮してしまい、活性酸素で傷ついた細胞に、たどりついた時には抗酸化パワーは失われてしまっています。

一方、疲労回復成分である「イミダペプチド」は、消化管から吸収され、いったんβ-アラニンとヒスチジンに分解されたあと、血管を通り脳や主要な骨格筋に運ばれ、そこでイミダペプチド合成酵素により、再びイミダペプチドになり優れた抗酸化効果を発揮します。

そのため、途中の血管や臓器で抗酸化力が弱まることなく、ターゲットとなる部分にダイレクトに到達し、作用するのです。これがイミダペプチドのドラッグデリバリーシステムです。

意外と知らないドラッグデリバリーシステムという用語。みなさんの体の中で起こっている現象だったのです。そして、ドラッグデリバリーシステムを理解することで、身体に必要な成分や効果を効率的に摂取することが出来るようになります。

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情報取材先

「日本予防医薬」

    
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