不眠症対策は簡単なところから

疲れているのに眠れない、眠りが浅く、生活リズムが乱れがち。そんな不眠症予備軍が続々と増えています。夜ぐっすりと眠ることは、心と体の健康に欠かせません。慌てる前に、簡単なところから不眠症対策を始めてみませんか?


朝8時までに起きて朝日を浴びる

夜、眠れない人は、自然界のリズムが壊れています。リズムを取り戻してください。
具体的な方法は、朝8時までに起きるようにして、朝日をたっぷり浴びてください。
朝、太陽の光を浴びると、日中、脳がセロトニンという脳内神経伝達物質を分泌します。

幸せホルモン・セロトニンが睡眠ホルモンを作り出す

セロトニンは別名〈幸せホルモン〉と呼ばれていて、精神を安定させ幸福感を感じさせてくれます。
これが不足すると不眠症になるのです。
私たちが寝ている間は、睡眠の質を高めるメラトニンという睡眠ホルモンが分泌されます。
ところが、セロトニンが不足すると脳がメラトニンを作り出さないのです。

慢性睡眠不足の現代は不眠症社会

現代社会に生きる私たちときたら、ネットやテレビや24時間営業の街の灯に引きずられて夜更かしをして、朝はいつまでも布団の中でグズグズして、朝食も取らずに家を飛び出す……。そんな毎日を送りがちです。
私たちは、皆、慢性的に睡眠不足です。しっかり眠っているつもりでも睡眠の質が落ちています。
どうしてこんなことになったのでしょうか?

電気が発明されて太陽リズムが狂った

それは、真の暗闇が消えてしまったからです。
電気のない時代を長く生きてきた私たちの祖先が普通に持ちあわせていた「日の出とともに活動を始め、日が落ちたら眠る」というリズムが、電気が発明された、たった100年間に狂ってきたのです。

腹式呼吸で不眠症対策を

生活リズムが狂っている不眠症予備軍のあなた、腹式呼吸をやってみませんか?
まず、ベッドにリラックスした状態で横たわります。
口からゆっくり、体の中に貯まっていた疲れを吐き出します。
次に鼻からゆっくりと4秒かけて息を吸い、7秒間、息をとめます。
それから、8秒かけてゆっくりと口から息を吐きます。
これを数回繰り返すだけで、体の緊張がほぐれて自然に眠れるようになりますよ。

【まとめ】

・夜、眠れない人は、朝8時までに起きて朝日を浴びるとセロトニンが分泌され、睡眠の質が高まる。
・現代社会は慢性的に睡眠不足。電気が発明された100年の間に生活リズムの狂いが起きた。
・不眠症対策には、腹式呼吸を。体の緊張がほぐれて自然に眠れるようになります。さっそく試してみませんか?

★ 参考図書『心は1分で軽くなる!』 石野みどり著
自由国民社

    
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