薬の飲み過ぎは視力回復を遅らせる

手軽に頭痛薬や胃腸薬を飲んでいたり、当たり前のように薬を常飲することは、本当に正しいのでしょうか?薬は時として大切な目やからだに負担をかけることにもなりがちです。薬の飲み過ぎが視力回復を遅らせる理由に迫ります。

目の病気は他の病気も併発しているケースが多い

治療院にいらっしゃる患者さんは、目のトラブルと同時に、ほかの病気も併発している方が多く、たくさんの薬を飲んでいる場合がほとんどです。 私は治療の前に、どんな薬をどれだけ飲んでいるか、必ずたずねることにしています。 なぜなら、薬を飲んでいることで、治療効果が上がらなくなることが多いからです。

薬は視力回復効果を妨げる

たとえば自律神経を取り戻すための治療をしていても、自律神経や中枢神経を麻痺させる薬を飲んでいては効果が上がりません。 また、薬害の起きるような強い薬、効果がないのに何年も飲み続けている薬のせいで肝臓や胃が弱っていることもあります。 目は、大量の酸素を必要としているのに、薬の解毒のために酸素を取られています。 目の周囲の眼筋は、自律神経とも大きく関わっているのに、薬で乱され、視力回復が遅くなります。

薬を飲んでも病気は治らない

私は「薬を飲む」ということに、無頓着な人が多いと感じています。 頭痛薬や胃腸薬を、医師の指示もないのに常用する。 また、「薬を飲んでください」と、先生にいわれたからと、どんな効用があるのかも確認せず、ひたすら数と時間を守って飲み続ける。 さらには、薬の副作用で具合が悪くなっても、やめない。 どんな病気でも同じですが、薬というのはあくまでも症状を抑えるためだけのものであり、薬を飲んでいるから病気が治っていくわけではないのです。

自然治癒力を損なう薬の飲みすぎ

また、薬は一定期間飲み続けると、その効果自体が薄れます。 その理由として、一つは「薬剤耐性」といって、薬に体が慣れてしまい、飲んでいる状態がふつうになってしまうこと。 二つ目は、薬を常用することによって、細菌などが強くなってしまう場合。 抗生物質などを飲み続けると、同じ強さで叩かれているうちに、細菌のほうが強くなってしまうのです。

薬の服用は症状を抑える目的

薬は、症状が悪化したときに「抑える」目的で飲むのは構いません。 ただし1週間経って、回復した、もしくは効果がなかったら、そこでいったんやめるべきなのです。 患者さんでも、一度角膜炎になり「またなる可能性があるから、点眼薬を続けなさい」といわれ、1年以上も問題ないのに目薬をさしていた方がおられました。

自然治癒力を復活させる

薬には、必要である免疫力まで抑えてしまう作用があったりします。   体の自然治癒力を高めるためには、薬はできるだけ減らし、常用するのはよく考えてからにしてください。

【まとめ】

・薬を飲んでいることで、視力回復法の治療効果が上がらなくなることが多い。 ・目の周囲の眼筋は、自律神経とも大きく関わっているのに、薬で乱され、視力回復が遅くなる。 ・薬には、必要である免疫力まで抑えてしまう作用がある。体の自然治癒力を高めるためには、薬はできるだけ減らし、常用するのはよく考えてからにしましょう。 ★ 参考図書『目は1分でよくなる!』今野清志著 自由国民社