肉を美味しく食べて、健康に活かす正しい食べ方 7か条

今、日本では、約517万人もの人たちが介護を受けながら生活しているそうです。

この数は、なんと「百寿者」の100倍以上の数。寿命は延びても、寝たきりになってしまうのだとしたら、これほどつらく大変なことはありません。こうした中、ピンピンコロリが理想の生き方として万人に望まれます。「年をとっても、健康で自分らしく生きていたい」という願いをかなえるにはどうすればよいのでしょうか。

そのためにはオススメしたいのが、50歳を超えたら、肉を食べることです。50歳前後に、性ホルモンの分泌量は大幅に減少します。しかし、性ホルモンが減少していくままでは長寿は叶わず、老化のスピードも上がってしまいます。

そこで、外から性ホルモンの材料を大量に入れてあげる必要があります。その材料が、肉の持つ「コレステロール」なのです。しかし、肉は食べすぎると「活性酸素」を生み出してしまいます。ここでは、腸から考えた、「肉の正しい食べ方7か条」を紹介しましょう。


1カ条 週に2回、「肉の日」を決める

思う存分肉を楽しむためには、まず「肉の日」を決めてみてはいかがでしょうか。

人は、遠い未来の偉大な夢を求めるより、近い将来のささやかな喜びを積み重ねていったほうが、幸福感を得やすいものです。日々の小さな幸せの積み重ねが、人生を幸福で彩ります。

「肉の日」以外の残りの5日は、腸を思いやった食事にしましょう

2カ条 肉はかならず野菜と一緒に食べる

肉の健康効果を享受しながら、免疫力を落とさず、がんを防ぐためには、野菜を一緒に食べることが重要です。野菜に多く含まれる食物繊維は、腸内細菌の大好物です。

野菜の摂取量が減ると、腸内細菌のエサとなる食物繊維の摂取量も減ってしまいます。エサが減れば、腸内細菌は増えることができません。腸内細菌が減ると、必然的に免疫力は下がります。それによって、「生活習慣病」にかかりやすくなってしまっているのです。

3カ条 「ガーリック」で焼く

アメリカ国立がん研究所のつくった、がん予防効果の高い食品を頂点から順々に並べた表は「デザイナーフーズ・ピラミッド」と呼ばれています。この頂点に君臨するのが、ニンニク、次がキャベツです。

ステーキをガーリックと一緒に焼くのは、香りをよくするだけでなく、がんを防ぎ、若返りをうながす効果もあったのです。これらは強力な抗酸化作用も持ちます。活性酸素の害に常にさらされている現代日本人にとって、活性酸素を無毒化する抗酸化作用のある食材は、心強い味方です。

4カ条 「野菜→肉→ご飯」の順番で食べる

主食と糖質は避けた方がいい食材ですが、どうしても主食や糖質を含む野菜などを一緒に食べたいときは、食べる順番を工夫してみてください。

「野菜」→「脂質を豊富に含む料理」→「糖質を豊富に含む料理」という順番です。野菜をまず食べておくと、食物繊維が腸に届けられます。

食べる量は、だいたい4〜6口ほどでよいでしょう。食物繊維を先に腸に入れておくと、次に肉など高脂肪の食品が入ってきても、脂質を過剰に吸収せずにすみます。そのあとで、主食など糖質を含む食品を食べます。先に、腸に食物繊維がたっぷりと届いていると、血糖値の上昇をおだやかにしてくれます。

5カ条 オリーブオイルの効果を知っていますか?

ステーキを焼くときには、油にもこだわってください。おすすめは、オリーブオイルです。オリーブオイルには抗酸化成分である、ポリフェノールやビタミンEがたっぷり含まれています。

ポリフェノールを日常的に摂取しておくと、抗酸化作用が高まるため動脈硬化や脳梗塞を予防でき、体内環境を整えるホルモン促進作用が向上するとされています。また、ビタミンEは、細胞膜の酸化を防ぎ、老化防止に働く栄養素です。

つまり、オリーブオイルは、アンチエイジング(抗加齢)には最適な油といえるのです。アメリカ食品医薬品局(FDA)では、糖尿病からくる動脈硬化症の改善にオリーブオイルが有効だと認めています。とくにおすすめなのは、腸を温め、腸内環境を整えてくれる「低温圧搾のエキストラバージンオリーブオイル(酸度0.8%以下)」です。

6カ条 長寿の水「硬水」と飲む

ステーキに適した水は、カルシウムやマグネシウムを豊富に含む硬水です。常温で飲めば体を冷やさずにすみますが、硬水特有の味わいを感じて飲みにくいと感じる人は冷蔵庫で、ほどよく冷やして飲んでください。

とくに中性脂肪や運搬コレステロール値(LDL)が高く、脳梗塞や心筋梗塞が心配される人は硬水を飲むとよいでしょう。ただ、硬水はミネラルが多いぶん、体にかける負担も大きくなるので、就寝前や腎臓に病気を抱えている人、闘病中で体力が低下している人には不向きです。

7カ条 食べるときは大好きな人と談笑しながら

素敵な雰囲気の中、良質な食事を大好きな人と楽しみながらする。これが、まさに免疫を高める長寿の食卓です。

人体の脂肪細胞には「褐色脂肪細胞」という細胞があります。これは、脂肪を燃焼させる働きを持ち、運動などしなくても脂肪を燃やし、肥満を解消してくれる細胞です。ではどうすると活性化するかというと、褐色脂肪細胞を「快」という感覚刺激で刺激すればよいのです。

「おいしい」「いい香り」「楽しい」「嬉しい」などという感覚の中で食事をすると、本来、その食品が持つ熱量以上に体温が上昇することが観察されます。
褐色脂肪細胞を刺激できれば、めんどうなカロリー計算など必要ありません。

カロリー計算という算数が入ってくると、食事が勉強のようになり、とたんに楽しくなくなってしまいます。

いかがでしょうか。健康長寿のための食事、できるところから始めてみてください。

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