食材の抗がん効果に注目!

植物は強すぎる日差しや害虫などの攻撃を受けても、逃げることはできません。昆虫や天候から身を守るため、強力な分子で武装しているのです。これらの分子は、抗微生物性、抗菌性、殺虫性を持つファイトケミカルと呼ばれるもので、抗がん効果があるという研究結果が出ています。


抗がん食材の効果

  • 発がん物質をデトックスする
  • 免疫系を活性化する
  • 腫瘍の成長に必要な新たな血管形成を抑制する
  • 腫瘍がその栄養となる炎症をつくりだすのを妨げる
  • 腫瘍が隣接する組織を侵食するためのメカニズムを抑制する
  • がん細胞のアポトーシスを誘発する

抗がん料理の基本

食事はオリーブ油(もしくは亜麻仁油)、有機バター(牧草や干し草を食べている牛の乳から作られたもの)を使って調理します。マーガリンは避けます。ニンニク、ハーブ、香辛料を添えた野菜や豆類を中心に食べます。肉料理の添え物に野菜を食べるのではなく、野菜に添えるように肉を食べるのです。世界がん研究基金の報告書によると、動物性食肉の推奨摂取量は週に5,000グラム以下となっています。

緑茶

緑茶はポリフェノールを豊富に含んでおり、カテキンは腫瘍が成長するときや転移するときに必要とする血管新生を抑止します。カテキンを出すには茶葉を数分蒸らしておきます。カフェインに弱い人はカフェイン抜きの緑茶でかまいません。

ウコン(ターメリック)

ウコンは食材の中でも、最も抗炎症作用の強い食物と言われています。すでにガンにかかって化学療法を受けている場合でも、化学療法の効果を高め、腫瘍が成長するのを抑止するという実験結果も出ているそうです。注意点は、黒こしょうとともに摂取しなければいけないということです。オリーブ油か亜麻仁油に溶かすとよいとされています。

アブラナ科の野菜

キャベツ、芽キャベツ、ブロコッリー、カリフラワーなどに含まれるスルフォラファンやインドール3カルビノールには、強力な抗がん作用があります。一部の発がん物質に対しては解毒作用を持ち、前がん状態の細胞が悪性に変わるのを防ぐ力も持っています。

そのほか

ショウガ、ニンニク、タマネギ、エシャロット。カロチノイドを豊富に含んだ野菜であるニンジン、ヤマノイモ、サツマイモ、カボチャ、トマト、カキ、アンズ、ビート。大豆、キノコ、ハーブや香辛料、海藻、イチゴやブルーベリーなどのベリー類、かんきつ類などの摂取も推奨されています。

食材はできるだけ無農薬のものを選ぶほうがよいでしょう。しかし、農薬が使われている野菜や果物しか手に入らない時でも、抗がん成分の効果が発がんのリスクを上回るとも述べられています。

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