あなたの耳は本当に聞こえているか。聞こえるふりをしていないか

65歳の4人に1人が難聴といわれる日本。20歳をピークに聴力の低下がはじまるのですが、実は聴力の低下は防げる、ということをご存じでしょうか。聴力の低下は単なる老化現象ではなく、「騒音」と「動脈硬化」の二つが関係しています。つまり、聴力の低下とは、生活習慣によるものなのです。


■ヘッドフォン難聴、イヤフォン難聴

iPodやスマホなどの携帯型音楽プレイヤーが普及したことで、若い世代で「ヘッドフォン難聴」や「イヤフォン難聴」などの、難聴予備群が急増したと言われています。
これはウォークマンが発売され、当時イヤフォンなどで夢中に音楽を聴いていた世代も同じです。ウォークマン世代は現在40~50歳。彼らは特に、動脈硬化と騒音の両方のリスクを抱えているのです。

■難聴は気付きにくい

目は悪くなると比較的すぐに気がつきますが、難聴はなかなか気付きません。また、少しくらい聞こえが悪くても困らない、と放っておくことで、さらに難聴を悪化させることになるのです。現代では難聴を直す薬はありません。難聴になったら、それ以上進行させないことが大切です。

■KYや天然ボケは難聴かもしれない

KYや天然ボケと言われる人たちが、実は検査をしてみると軽い難聴だったというケースがあります。彼らは聞き間違いでまったくまと外れな返答をしたり、話の流れにあわない話をふってしまったりしているのです。

■女子高生の声がうるさいと感じる人は……

ずばり、難聴が進んできた証拠かもしれません。高い音が聞こえにくくなってくると、女子高生特有の「だよね~」「わかる~」「ウッソォ~」などの、微妙なうねりのあるイントネーションをうまく聞き取りにくくなってきます。すると、その言葉に込められたニュアンスも感じ取れなくなるのです。
女子高生の言葉が「うるさい」とか「なにを言っているのかわからない」と思い始めたら、まず自分の耳を疑うのがよさそうです。

一般的な健康診断では見落とされることの多い難聴。気になった人は耳鼻咽喉科で「標準純音聴力検査」などを受けてみましょう。

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