問題の無い物忘れと、ちょっと危険な物忘れの違いとは

最近物忘れが激しくなった……なんてことありませんか。人の名前を覚えられない、何度も同じことを聞いてしまう、などなど。物忘れには、年齢からくる物忘れ、そして病気からくる物忘れなどがあります。まだまだ若いからといっても注意が必要です。若い人でもかかる若年性アルツハイマー型認知症もあるのです。では、病気の心配のある物忘れと、特に心配のない物忘れとにはどんなものがあるのでしょうか。


■人の名前が思い出せない!

人の顔もその人と過ごしたこともしっかり覚えていて、名前だけがなぜか思い出せない、という物忘れは、心配ありません。喉まで出かかっている、という状態は、本当に忘れているわけではないことに、自分で気がついているという証拠です。生活に支障がない「ど忘れ」のようなもの忘れは、問題はありません。

■車をどこに停めたか思い出せない!

なにか考えごとをしたまま、つまり上の空状態で車を離れれば、停めた場所を忘れるのは誰にでもよくあること。ですが、この物忘れが危険な物忘れかどうかは、頻繁に起こるか、たまたま起こるかによります。

■以前買った本と同じ本を買ってしまった!

問題ありません。ただ、その本がとても気に入っていたり、ものすごく感銘を受けた本だった場合は問題ありです。斜め読みをしたり、読まないで積んであるだけだったり、という場合には、多くの読書家がやっていることで、問題ありません。

■まだ若いのに、うつ病発症とともに物忘れが多くなったような?

この場合、若年性アルツハイマー型認知症の可能性も否定できません。この若年性認知症の初期は、うつ病を伴いやすいため、うつ病と誤診されることが多いのです。若年層でうつ病治療を受けているにも関わらず、物忘れが悪化していく場合には注意が必要です。

最近物忘れが多くなった、と思う人は、思い切って専門医に診てもらうことも大切です。

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