痛みで目が覚めていませんか?夜間の痛みには注意が必要です

夜、思わず激しい痛みで目が覚めてしまうようなことはありませんか?目を覚ますほどの痛みは感染による炎症やがんが隠れている可能性があり、実は非常に危ない状態です。今回は、知らないと怖い夜間痛についてご紹介します。


夜間、痛くても心配のない痛みもあります

「痛くて眠れない」と訴えられる患者さんも少なくありません。痛みによって就寝中に起きてしまうことを「夜間痛」といいます。トイレに行きたくて目が覚めたとき「ああ、痛いな」と感じるのは夜間痛とはいいません。
 

寝返りを打ったときに、痛みで目が覚めてしまう夜間痛

夜間痛があることで知られているのは、一般的に五十肩と呼ばれている肩関節周囲炎です。
これは、寝ているときに痛い側の肩を下にしたときや寝返りを打ったときに、肩や腕にズキズキとした痛みが生じ、その痛みで目が覚めてしまうというものです。他にも、帯状疱疹の初期に夜間痛が起こることもあります。ただし、これらは悪性の病気ではありません。

痛みで目が覚めてしまうときは要注意

肩関節周囲炎(五十肩)や帯状疱疹など理由がわかっているケース以外で「夜中に痛みで目が覚めてしまう」という場合、その痛みは危険信号です。肩関節周囲炎などでは体を動かしたときに痛みが起こりますが、じっとしていても激しい痛みがあるときは、感染による炎症や、がんが隠れている可能性があります。腰の痛みから、膵臓がんや前立腺がん、背中の痛みから肺がん、大腸がんが見つかる場合もあります。

まとめ

いかがでしたか?
通常であれば、寝ている間は痛みを感じないものです。夜寝ている間に、痛みで目が覚めてしまうようなことがあれば、非常に危険な病気が隠れている可能性があります。五十肩などのように原因がないのに、激しい痛みで睡眠を妨害されている場合は、がんなどの重い病気にかかっている恐れがあります。今すぐかかりつけのお医者さんで診てもらいましょう。
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参考書籍:河手眞理子著『「痛みの名医」が教える 体の痛みがスッキリ消える』(二見書房)

    
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