その痛み、もしかしたらやばいかも...!激しい頭痛のときは救急病院へ

経験したことのないような激しい痛みに他の症状を伴う頭痛は緊急性が高く、「くも膜下出血」「脳出血」「脳腫瘍」などが疑われます。では、それぞれ症状にどういった違いがあるのでしょうか。今回は、3つの症状の特徴を説明します。


頭痛は緊急性からみて2つに分けられます

頭痛には「すぐには命にはかかわらない頭痛」と、「すぐに処置しないと命にかかわる頭痛」があります。ただし、激しい痛みでも、ほとんどの頭痛は、生命にかかわることはありません。

経験したことのない強烈な頭痛は危険です

激しい痛みに他の症状を伴う頭痛は緊急性が高く、「くも膜下出血」「脳出血」「脳腫瘍」などが疑われます。激しい頭痛でまず疑われるのは「くも膜下出血」です。くも膜下出血の頭痛は「今まで経験したことのないような」「バットで殴られたような」などと表現される激しい頭痛が突然起こります。伴う症状としては、嘔吐やけいれん、手足のしびれや麻痺、ろれつがまわらないといったものがあり、意識を失うこともあります。

「脳内出血」(脳出血)の場合の特徴は……

「脳内出血」(脳出血)の場合は、突然激しい頭痛が起こることもありますが、時間をかけて頭痛がひどくなることもあります。吐き気を伴うこともあります。頭痛のほかに、手足がしびれてうまく動かせない、ろれつがまわらない、物が二重に見えるといった症状が伴うこともあります。

「脳腫瘍」場合の特徴は……

「脳腫瘍」の場合は、鈍い頭痛が続いたり、頭に圧迫感を感じたりします。腫瘍が大きくなるにつれて、徐々に痛みが増してくることが多く、頭蓋内圧が高くなるため起床時に痛みが強くなります。嘔吐することもありますが、片頭痛とは違い、吐き気がないのに突然嘔吐するのが特徴です。また、片手や片足が動かしにくくなったり、視野の一部が欠けたり、耳鳴りやめまいなどが生じたり、症状が少しずつ進行するのが特徴です。

まとめ

いかがでしたか?
経験したことのないような強烈な頭痛がしたときは、迷わずに救急車を呼んでください。また、普段から頭痛がある場合は、一度は脳の検査をして、異常がないかどうかを確認しておく必要があります。
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参考書籍:河手眞理子著『「痛みの名医」が教える 体の痛みがスッキリ消える』(二見書房)

    
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