この季節要注意!“あせり”が引き起こす身体の不調に効く心の処方箋

「いつも忙しそうにバタバタと走り回っている」
「ちょっとしたことでパニックに陥って右往左往してしまう」
「休みなしに働いているわりには、成果が上がらない」
「周囲に振り回されて、自分自身を見失っている」
……こんな自分の姿に思い当たるフシはありませんか?

ゴールデンウイークを過ぎてもなかなか新しい環境に馴染めない人、心にあせりともやもやを抱えている人にお勧めしたいのが、一服のサプリメント・エッセイ『あせらない練習』(斎藤茂太著、アスコム刊)です。

著者は、歌人・斎藤茂吉の長男で、「心の名医・モタさん」の愛称で親しまれた斎藤茂太(さいとう・しげた)さん。モタさんは、2006年に90歳で亡くなりましたが、2012年からNHKワンセグで「モタさんの“言葉”」の放送が開始され、じわじわと人気が広がってきています。モタさんのさりげなく背中を押してくれる温かいメッセージは、モタさんを知らなかった若い世代にも新鮮に写り、また若い頃、モタさんのエッセイを愛読していたシニア世代の心にもあらためて奥深く刺さっているようです。
以下、『あせらない練習』から「もうあせらない自分になる」ための代表的なメソッドをご紹介してみましょう。


■優秀な人ほど締め切り前に仕事を仕上げ、プライベートの時間を確保している

仕事や家事に追われ、「急がなくちゃ」「早くやらなくちゃ」という思いに囚われている人こそ、相手が提示してきた締め切りの前に「自分だけの締め切り」を決めると、逆に「締め切りを追いかける気持ち」になれます。つまり「正式の締め切り」までに早々に仕事を済ませて「浮いた時間」を自分の好きな趣味やプライベートに使っている達人は案外、多いものです。「締め切り効果」によって生み出された集中力は、仕事の出来をもブラッシュアップ。いい仕事をし、あせらない人生を送るためには、「締め切り効果」を利用しない手はありません。

■働かせても成果が出ない脳には、あせらずにお休みをあげよう

人は、眠らなくては生きていけない動物です。なぜ、睡眠が必要なのか? それは、大量のエネルギーを消費する脳の元気を保つためです。疲れた脳に仕事をさせようとしても、それはムダというものです。働かせても働かせても成果が出ない脳には、お休みをあげるに限るのです。ただし、脳がノリノリで働いているときは、無理をして休ませなくても大丈夫。そういうときは脳も「喜んでがんばっている」ので、「疲れたよぉ」なんて弱音は吐きません。大いに、休みなしで働かせてあげてください。

■「イライラメモ」をつけると心に潜むあせりがなくなる

頭の中であれこれ考えて思考がグチャグチャになるよりも、自分の考えをひとつずつ取り出して言葉にしていくと、だんだん自分の気持ちがカタチになっていくことが多いものです。書き出しているうちに「そうか、私はこういうことを考えていたんだ」とはっと気づくことがたくさんあるからです。日常、イライラしたら、その気持ちを文字にしてメモ書きすると、カッカとしたり、クヨクヨ、モヤモヤした気分が晴れやかになって、本当に自分を取り戻せるのです。書くことが思考の糸をほぐしていってくれるのです。

日々の生活のなかで、ムダにあせったり、イライラしたり、不安になったりしなくなるために、モタさんの『あせらない練習』に収録されたメソッドを一度、試してみてはいかがでしょうか? きっとあなたも「あせらない自分に出会える」かもしれません。

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