酒、タバコをやめたい! 誘惑に負けない脳になる方法

禁酒、禁煙、節約などを心掛けている方も多いと思いますが、誘惑に負けてしまいそうになる時はありませんか? 「少しくらいいいか」「またやめればいいや」という考えが、誘惑に負ける脳を作ってしまいます。書籍『何をやっても続かないのは、脳がダメな自分を記憶しているからだ』を書いた脳科学者の岩崎氏は、そんな誘惑に負けない脳にするための自ら実践できるテクニックを紹介しています。


■詳細な記録をつける

習慣化している誘惑をなくすには、その誘惑がどのようなものかはっきりと理解しなくてはいけません。そのためにも「詳細な記録をつける」ことを意識しましょう。記録をつけることによって、自分が悪い習慣を始める状態を自覚し、その状況を客観的に見ることができます。

例えば、ある喫煙者は「イライラしている」ためにタバコを吸いたくなると考えていました。しかし自分がタバコを吸いたくなる時間帯や状況を記録し始めたところ、職場などでタバコのにおいがする時に喫煙衝動が起きていることがわかりました。つまり、においからストレスがかかり、タバコを吸ってしまうとわかったのです。

誘惑に負けてしまった時のシグナルがどのようなものか見極めることで、強い誘惑を自分から遠ざけることにつながるのです。

■「習慣逆転法」を利用する

「爪を噛んでしまう」「貧乏ゆすりをしてしまう」など人それぞれ癖があると思います。そんな癖も誘惑のひとつ。簡単な癖をなくすなら、「習慣逆転法」を使うのはどうでしょうか?

習慣逆転法のやり方はいたってシンプルです。例えば、爪を噛んでしまう癖を直すとしましょう。もし爪を噛んでしまったら、爪を噛んだ時間や場所、周囲の人をさかのぼって思い出し、書き出してみるのです。

次に、その癖ができないような行動をとります。爪を噛んでしまう場合、爪を噛んだと気がついた時点でその手を握り、3分間握りこぶしを作り行動を制限するのです。
癖は多くの場合、ストレスを感じて起きるといわれています。そのストレスの根源を見つけて対処することで、癖をなくすのに一役買うでしょう。

■周囲の人に協力してもらう

癖や誘惑をなくしたいときに大事なのは周りの人の協力です。家族や仕事の同僚などの協力を仰ぐことで、癖を見つけてもらい、誘惑がない環境を作ることができます。

例えば、家族や友人に「習慣逆転法」のことを伝えておき、癖をしていない場合は褒めてもらうようにするのも有効です。また禁煙する場合、会社の同僚にも協力をお願いしてタバコを吸うときは席を離れてもらうか、自分から席を離れて、目の前から誘惑をなくしてしまいましょう。

癖や誘惑をなくすために大事なことは、自分を客観的に見てストレスの根源を見つけることなんですね。他にも本書には最新の脳科学からわかった「習慣」のメカニズムが紹介されています。脳の使い方をマスターして自分も周りも変えましょう!

「何をやっても続かないのは、脳がダメな自分を記憶しているからだ(岩崎一郎)」の詳細を調べる

    
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