会社でリストラ宣言にあっても乗り切れるアンガーマネジメント方法とは

会社がある人をクビにしたくて、その人に仕事を与えないことにしました。その人は毎日会社に行っても座っているだけなのですが、人一倍プライドがあるため、その状態でいるのがすごくつらいのです。こんなとき、どうアンガーマネジメントすればよいでしょうか?


堂々と受け止めよう

新聞や雑誌や読みたい本を片端から会社に持っていって、足も机の上に投げ出して、一日中、それを読みましょうか。そしてときどきコーヒーを入れたり、紅茶を入れたり、それをみんなに配ったり、お菓子を食べながら過ごします。それで、時間がくれば定時に会社を出てしまいます。「やりたくても仕事がないのですから、私はこの時間を思う存分自分の好きなように使いますよ」と、その状態を堂々と受けるのです。

その態度に向こう側が怒って、「あんたは、よくも本を読んでいられるもんだ」などと言ってきたら、「それでは、どうすればいいんですかね? 私はやることがないんですから、せめて元気でいることにします」とか「あなたたちはしっかり仕事をしたらいいじゃないですか。しゃべっている時間なんてないでしょう。仕事があるのに」と答えれば、もうそれでこちらの勝ちです。

ためしに同じようなことをやってみてください。一日か二日やると、問題はぜんぶ解決するはずです。自分も楽しいし、負けてもいません。

いちいち怒らない

ただ「お茶を入れなさい」と言われただけなのに、悩んだり苦しんだり、怒って自分の健康まで害したりするなんて、本当にバカげたことですよ。「お茶を入れて」と言われたら、お茶を入れればいいのです。べつにどうということもありません。

会社に行ったらどうせ終業時間までは会社に縛られているのですから、お茶を入れようが、便所の掃除をしようが、すべては給料のうちなのです。仕事をする時間は決まっていますし、その時間にできることも決まっています。ですから、「私にお茶を入れさせるなんて」などと考えずに、自然の流れの中で、できることをやればいいのですよ。

もしも「これを一万部コピーして、きちんと留めて、ファイルをつくってみんなに配りなさい」と言われても、一日ではできないでしょう? それなら、何日かに分けて自分がずっとやっていればいいのです。そのときにもまた「お茶を入れなさい」と言われるかもしれません。

でも、「こんなに仕事があるのに、お茶を頼むなんて!」と考えるのではなくて、「はい。わかりました」とさっさとお茶を入れればいいのです。もしそれで仕事が30分間中断しても、できなくなったことに対して自分が怒る必要はないのです。命令した人のせいなのですから、会社にも文句は言われません。

なぜ怒るかというと、余計なプライドやエゴがあるからなのです。それを捨てればほとんどのことは問題ありません。

会社でリストラ宣言にあっても、今回紹介したアンガーマネジメント方法を実践すれば怒りに飲まれることもありません。参考にしてくださいね!

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