電話恐怖症の解決策は?

親しい人なら楽しい電話も、仕事では当然緊張感が伴います。それが良い方向に働けばいいのですが、緊張しすぎて電話恐怖症になってしまうケースもあります。心を疲れさせない、電話対応のとっておきアドバイスをお届けします。

電話に出るのが恐い「かまってちゃん社員」

ゆとり世代の〈かまってちゃん社員〉は、電話に出るのがとても怖いそうです。 そのわけは、「だれから、どんな用事でかかってくるか、わからないから」 昭和に生まれたおじさん、おばさんたちは自宅にある黒電話にかかってくる電話を、両親や兄弟姉妹に取り次いでいました。

予測できないことが怖いスマホ世代

しかし、平成生まれのゆとり世代の若者たちは、生まれたときからスマホがあり、「だれから、どんな用事でかかってくるか、ある程度わかっている」のです。 ですから、名前も用件もわからない会社の電話は怖くて怖くて出られないのです。 実際に、電話が怖くて、毎年、多くの新人が会社を辞めているそうです。

失敗を恐れる緊張感が不安を呼ぶ

また会社の場合、周りにいる人目が気になるのかもしれません。 自分の受け答えを聞かれているため、「うまくやらなくちゃ……」という緊張感が不安を呼ぶのです。 ある女性は新入社員のとき、電話応対で「○○商事でござります」と口が滑り、それを笑われたことがトラウマになって以来、電話が大の苦手になりました。

電話恐怖症の解決に文例集作りを

電話恐怖症の解決策は、場馴れすることです。電話の横に2種類メモを用意します。 ひとつは相手の要件を書き留めるため、もうひとつは自分がしゃべる文例集です。 文例集に最初の一言「○○会社、××課、△△でございます」から始まる、想定問答を書いておきます。ここに、自分の大好きなキャラクターや大切な人の写真を貼っておくのも効果的です。

心に余裕を生む「3秒ルール」を実行しよう

電話が鳴ったら3つ数えながら息を整え、ゆっくり受話器を取ります。 この「間」を自分のものにしましょう。 そして一呼吸置いて、メモに貼ったアニメや写真の相手と話すように、最初の文例を読み上げます。 ここまでできれば大丈夫。 用件が終わって「失礼いたします」と挨拶したら、3つ数えて受話器を置きます。 最初の3秒があなたを落ち着かせ、最後の3秒が相手に心地よい余韻を残します。

【まとめ】

・スマホに慣れたゆとり世代の電話恐怖症。原因は、「だれから、どんな用事でかかってくるかわからない」こと。 ・周りの目を気にする緊張感が不安を呼ぶので、まずは場慣れして克服しよう。 ・メモは2種類用意して、1つには自分が最初にしゃべる文例集を書いておくと効果的。電話がかかってきたら、慌てず3秒待ち、切る時も3秒数えると、心に余裕が生まれます。ぜひ活用してくださいね! ★ 参考図書『心は1分で軽くなる!』 石野みどり著 自由国民社