精神の病気のそもそも論

よくメンタルを病んでしまう人というのはいますよね。これはストレスに日常的にさらされる現代人であるからこそ、抱えている問題だと言えるかもしれません。

身近な病気?

精神疾患というのは、決して遠い世界の話ではありません。Newton別冊『精神科医が語る 精神の病気』 (ニュートン別冊)では、ムック形式で、精神科医監修のもとであらゆる病気が取り上げられています。うつ病というのはどこか特殊な病気というわけではなく、どこでも誰でもかかりうるわけですから、それをどう向き合っていくかというのが大事だと言えるでしょう。

チェックシートも

本書は本来ならばサイエンス系の雑誌として知られるものですから、単に精神疾患をあおっているだけのものではありませんよね。さらに良いのはチェックシートがついているところもありますね。こうしたものはインターネット上にも存在していますが、どこか真偽があやふやなものもありますからね。そこでやはり雑誌などのある程度の形ができあがっているメディア、オーソラリティを獲得しているメディアの情報を用いるというのはひとつの方法でしょう。

どんな症状をフォロー?

さらに本書がフォローしているのはうつ病ばかりではありません。PTSDや、さまざまな依存症、睡眠障害、発達障害、性別違和といったものまであります。こうしてならべて見ると現代は病気のオンパレードともいえそうですね。こうした病気は10人に15人から1人がかかる病気ともいわれていますね。さらには、スマートフォンやタブレットに対する依存症も、ひとつの現代病だといえます。情報環境をもとにして、そうした症状が現れてくる、悪化してくるといったこともあるわけです。それでありますから、あらゆる年齢層にこうした病気は無縁な存在ではないのです。現代病に向き合うのに必読の一冊です。