悩みを解決するには笑おう!

悩んでいるときは、どうしても笑顔が作れないですよね。でも、悩んでいる時こそ笑うことが大切です。悩んでいるときに「笑える」ようになる考え方を紹介します。


■笑いはこの上ない開運剤

人間は万物の霊長として創造の大使命を行うがために、この世に生まれたのでありますから、一面においては他の生物とは比較にならないほどいろいろな恩恵を授けられています。しかし、その反面においては、その人生に重い大きな負担を負わされています。したがってその実際生活を営むとき、それはもう、はかり知れない苦しみと悩みとがあるのです。

笑いというものは、その苦しみや悩みに疲れる心や体を、「ほどよくこれをもって調和せよ」ということで、人間にだけ与えられた特別なものに他ならないのです。その証拠には、苦しみや悩みに襲われたようなとき、何かおかしなことがあって思わず笑えば、どれだけその苦しみや悩みが軽くなるかわからないでしょう。

いつもニコニコしている人に病弱の人いますか?
笑顔で悲観している人や、その精神を消極的にしている人いますか?
ニコニコ笑顔の人のそばにいるのと、難しいしかめっつらしている人のそばにいるのと、あなた方はどちらが気持ちいいですか?

笑顔の人のそばにいると、何となくチャームされ、多少の悩みや悲しみがあっても忘れてしまいます。笑いは無上の強壮剤であり、また開運剤なんです。

■苦しみも微笑みに

悲しいことやつらいことがあったとき、すぐ悲しんで、つらがってちゃいけないんだよ。そういうことがあったとき、すぐに心に思わしめねばならないことがあるんだ。すべての消極的な出来事は、我々の心の状態が積極的になると、もう人間に敵対する力がなくなってくるものだということなんだ。

だから、どんな場合にも心を明朗に、一切の苦しみをも微笑みに変えていくようにしてごらん。そうすると、悲しいこと、つらいことのほうから逃げていくから。人の運命というものは、油断すると、常に本能と手を組んで歩こうとしているものなんだ。そして、消極的な出来事は絶えず、不用意な人々の周囲を徘徊してるんだよ。だから、運命の力をほどよく制御したかったならば、自己の本能の分別ない行動を正しく制御しなきゃならない。苦しいとか悩ましいとかいうのは、みんな本能の踊り子に自分の心がなっていたための結果だよ。

■笑ってごらん

悲しいな、と思って泣くでしょう。よけい悲しくなる。これがダブルページだ。腹が立った。こん畜生、と思って、やい、なんて言うと、よけい腹が立つ。反対に、今度は僅かな喜びを、非常に大げさに喜ぶと、僅かな喜びは、非常な嬉しさになる。

わからなかったら、うちへ帰って鏡を見て笑って見ろ。おかしくも何ともなくてもいいから、誰もいないところで、人がいたら変な人だと思われるから。鏡に映して、へへへへ、ウフフフ、と笑って見ろ。どんなお多福でも、笑い顔は憎いものじゃありません。うちへ帰ってやってごらん。ウフフフ、エヘヘヘと、人知れずやってごらん。何となくおかしくなるから。おかしいな、という気分を出しただけでも、人間、心の中には愉快な爽やかさが出て来る。

今回紹介したのは中村天風さんの言葉です。悩みを解決するには笑おう!

「ほんとうの心の力(中村天風)」の詳細を調べる

    
コメント