集中を短時間で行うには?

集中したいけれど、なかなかできないという人は多いでしょう。さらに集中は一旦できれば良いのですが、そこに至るまでが長くなってしまい、結果的に集中している時間がものすごく限られてしまうといった人もいるかもしれません。やってみれば簡単なようなことであっても、実行に移すことはなかなか難しいものです。そんな集中に関するメソッドを紹介した本が佐々木正悟による『短時間で「完全集中」するメソッド』(大和書房)です。


後回しにしない

本書で強調されているのは、めんどうなことを後回しにしないことです。これはビジネスにおいては基本中の基本のテクニックであるといえるでしょうが、頭ではわかっていてもなかなか実行に移しにくいことも確かです。例えば、英語の勉強、クレームメールへの返信、目上の人への手紙の返信などといったものがあてはまります。やらなければいけないと思っていても、そこに億劫さが伴うために、なかなか実行に移せないという問題があるわけですね。クレームメールへの返信などは、時間をかけてやらなければと思っているからこそ、後回しにしてしまうのですが、これはどのタイミングでやったとしても、同じような時間しかかけられないものです。ならばいっそのこと早く片付けてしまう方が良いわけです。そうした効率についての考え方が理論として紹介されていますので、非常にクリアな思考を得られる本だといえるでしょう。

先延ばしにしていないか?

さらに、後回しという言葉はネガティブなイメージがつきまといますが、一方でそれを先延ばしと言い換えている人もいないでしょうか。これは言葉のイメージは異なりますが内実はまったく同じものです。あの有名な予備校先生のセリフ「今でしょ」が、短時間で集中を行うために求められるといえるでしょう。

    
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