やる気を保つには「手抜き」が必要? 三日坊主から抜け出す3つのコツ

新年度、新生活、新学期、新しい職場。春先は気分も一新して、スキルアップのために新しいことを始めたい季節ですね。しかし、いざ取り組もうとすると「続けられるか不安」「三日坊主で終わってしまうんじゃないか」と心配になってしまいます。今回はそんなときに使えるコツを紹介します。


■まずは脳細胞を活性させる

新しいことを始めるとき、まず「やる気スイッチ」をオンにしましょう。脳には前頭前野という思考や創造性をつかさどる部位があります。その中にある前頭前皮質内側部の脳細胞がやる気を起こす役目を担っていると、研究で明らかになりました。

やる気の継続こそが三日坊主から抜け出す秘訣、つまりやる気を起こす脳細胞を活性化させればいいのです。脳細胞の活性化に効果的なのは、まずは運動です。また、「オメガ3」という物質を豊富に含んだ食事をとると、脳の機能が増すとされています。特に魚や亜麻仁油、キウイやクルミに含まれているので、これらを摂取するのも良いでしょう。

■「行動」を「きっかけ」にする

多くの人は新しい習慣を身につけようとする時、夜9時になったのでお風呂に入ろう、というように「時間」を「きっかけ」にしがちです。でも実はこの方法はあまり有効でないことがわかっています。

それでは何をきっかけにすればよいのでしょうか? それは「行動」です。行動をきっかけにすることで、自分の生活の流れに組み込み、習慣化することができます。例えば、食事の前に飲む薬よりも、食後に服用する薬の方が忘れにくいのもその1つです。「食事」という行動がきっかけとなり、「薬を飲む」ことが習慣となるのです。

このように習慣化したいことの前に「きっかけ行動」を設定しましょう。また「きっかけ行動」は、起床や食事、通勤、お風呂といった日常的でわかりやすく特徴的なものが良いですよ。

■「手抜き」で習慣化してしまう

毎朝ジョギングをしよう、と思い立ち実行する場合を考えてみてください。その時、朝起きて洗顔や歯磨きなど身支度を一通りしてから走りに行くのと、起きたらすぐに着替えて走りに行くのでは、どちらがジョギングが習慣となりやすいでしょうか? 答えは、圧倒的に手間のかからない後者だったのです。

ある研究では、このような手間のかからない行動の方が習慣化しやすいことがわかったそうです。つまり余計なことをせずに取り組む行動の方が、敷居が低く習慣になりやすいのです。

完璧主義者の人は完成された状態で行動に移りたい気持ちがあると思いますが、まずは「手抜き」の状態ですぐに行動できるようにしましょう。慣れてきたら少しずつ手間をかければよいのです。

三日坊主をやめるには、まず手軽な形から始めることが大事なのですね。このような様々な脳科学の研究結果に基づいた「習慣」のメカニズムが『何をやっても続かないのは、脳がダメな自分を記憶しているからだ』という本で紹介されています。脳の使い方をマスターして継続性を身に付けてみてはいかがでしょうか?

「何をやっても続かないのは、脳がダメな自分を記憶しているからだの記事」の詳細を調べる

    
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