歴史が語る!? 働き過ぎでも人は死なない?

ブラック企業で、働き過ぎによる「過労死」が問題視されています。しかし、本当に働き過ぎると「過労死」につながるのでしょうか? 実は、働く人は病気にならないという説があります。歴史が証明する「働き過ぎでも人は死なない」理由を紹介します。


■超激務な日本の首相

一国の首相ともなれば、世界の職業のなかでも1、2を争う「超過重労働」です。

日本の総理大臣も、新聞の政治欄の片隅に掲載されている「首相の1日」を見ると、1日24時間、1年365日、分刻みのスケジュールに追われ、事が起これば夜中だろうとなんだろうと官邸に向かい、そのまま何日も徹夜ということもある首相の激務は、その責任の重さからしても、想像を絶するものがあります。

■日本の歴代首相はみんな長生き

しかし、そんな「年中無休・24時間営業」の職業にもかかわらず、首相在任中に病気等で退陣したのは、暗殺未遂後に予後が思わしくなく辞職した浜口雄幸氏のほかには、脳梗塞で倒れ、62歳で亡くなった小渕恵三氏、「体調不良」で辞任した第一次内閣時の安倍晋三氏など、数えるほどしかいません。

また、現役時代にこれほどの激務をこなせば体もボロボロになりそうなところですが、歴代の首相の享年を調べてみると、その当時の日本人の平均寿命をはるかに越えた高齢で亡くなっている方がきわめて多いことがわかります。

古いところでは、公家出身で明治~昭和初期の政界をリードし続けた西園寺公望が90歳11ヵ月、戦後では、吉田茂氏が89歳1ヵ月、安倍晋三氏の母方の祖父で60年安保闘争で引責辞任した岸信介氏が90歳9ヵ月、宮沢喜一氏が88歳8ヵ月など、80を超える天寿を全うした元首相はたくさんいます。

80年代バブル期に首相を務めた中曽根康弘氏は、2003年、当時の小泉純一郎首相が導入した「政治家定年制」のために、まだ元気いっぱい、やる気満々だったにもかかわらず、85歳で泣く泣く議員引退を余儀なくされましたが、94歳になる今もかくしゃくとして元気に過ごされているようです。

■過労で人は死なない

今では週休2日制が当たり前ですが、行動経済成長期は休みが週に1日というのは普通の風景でした。このように歴史も「働き過ぎで人は死なない」ことを証明しています。長く働いても健康を維持することは可能だったのです。

仕事と健康を両立したい人は、週100時間働く医者である船木威徳先生の著書「長く働く人は病気にならない」を読んでみてはいかがでしょうか? 職場の過労問題に悩んでいる人にもおすすめです。

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