肩こりや腰痛の原因! 筋肉が固くなる理由

肩コリや腰痛など慢性的な痛みの原因は固くなった筋肉です。何故、筋肉は固くなるのでしょうか?


筋肉が固くなる仕組み

筋肉は必要があって、固くなっています。人の筋肉の中には、筋紡錘というセンサーがあります。このセンサーによって筋肉の収縮を感知し、神経に伝達しています。

たとえば「今筋肉がすごく伸ばされている」ということを感知して、「縮め」の信号を出します。これを「ストレイン信号」と言います。伸ばされれば伸ばされるほど信号は強くなります。

これが正常に働いていればいいのですが、急激な負荷がかかると、実際の筋肉の伸び縮みと信号との間にズレを生じます。急激に筋肉が縮んだあとに元の長さに戻ったとき、正常な値よりも強い信号を出してしまうのです。

ストレイン信号が出ているということは、筋紡錘は「まだ筋肉が伸ばされている」と判断するので、筋肉が縮みます。これが筋肉のロックです。筋肉をゆるめるとは、この異常信号をリセットするということです。

リセットしない限り、自然に正常な信号に戻ることはありません。普通に立っている状態でも信号は出続けており、一度ズレてしまうとそのままなのです。筋肉は必死にあなたを守ろうとして頑張っています。

筋肉にまったく負荷がかかっていない状態を作りだしてあげれば、守るしくみが解除されて、本来のやわらかさに戻ります。

同じ負荷でも人によって痛みが変わる理由

同じような仕事をしていて、同じような負荷がかかっているのに、ある人は腰痛がひどくて夜も眠れず、ある人は痛みがなくて元気ということがあります。同じ環境でも、人によって痛みが出たり出なかったりするのはなぜでしょうか。

実は、筋肉が固くなるしくみは、直接的な負荷(刺激)だけで発動するわけではありません。体調や精神状態も深く関係するのです。

たとえば、1日徹夜をした人と、8時間きっちり睡眠をとった人だと、1日徹夜をした人のほうが筋肉が固くなりやすいと言えます。重い荷物を運ぶと、腰に「ピキッ」ときてしまう可能性が高くなります。体を守ろうとして、筋肉がロックしてしまうわけです。

筋肉を本来のやわらかさに戻し、痛みのない快適な生活を送るには、睡眠や栄養、空調、ストレスなども大切です。

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参考本

「「体の痛み」の9割は自分で治せる たった90秒! 超簡単セルフ整体術(鮎川史園)」

    
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