枕選びのプロが考える! 寝具を中心とした理想的な睡眠環境の10の条件

寝付きが悪い、朝すっきりしないなど睡眠に関する悩みを持つ人は多いですよね。今回は、枕選びのプロが考える寝具を中心とした理想的な睡眠環境10の条件を紹介します。


1. 位置

部屋の向きは東南の角部屋がいちばん。朝、東から昇る太陽の光は、生体リズムを覚醒状態にセットしてくれる最大の刺激となります。また、南向きの暖かい部屋は、身体が温まりやすいので、活動をスムーズに開始させてくれます。

2. 音

寝室の防音には十分、心がけてください。寝入り端の騒音は、入眠障害の大きな原因のひとつです。気密性の高い窓とドアが必要です。

3. 入浴

就寝前の入浴は心身をリラックスさせ、眠りやすくさせてくれます。シャワーではなく、かならず浴槽のなかで湯に浸かってください。ただし、湯が熱いと交感神経が刺激され、かえって眠れなくなるので、お湯の温度はぬるめの40度前後がいいでしょう。

お湯のなかで、肩や肘の関節をゆっくり動かす体操も有効です。湯冷めをしないためにも、寝室内に入浴スペースがあれば最高です。日本ではほとんど見かけませんが、欧米では浴槽を備えた寝室はさほど珍しいものではありません。

4. ベッドマット

体圧を分散しながらも、身体全体をしっかりと支えてくれるマットや布団を整えてください。ポイントは寝返りの打ちやすさです。得に、マットは硬さがたいへん重要です。低反発ウレタンのように身体が沈み込み、寝返りが打ちにくいもの、逆に硬すぎて身体が反るようなものも注意が必要です。適度な硬さで寝返りが打ちやすいものを選んでください。

5. ベッド

足腰に痛みのある方には、畳に布団敷きより、床から高さのあるベッドを選ぶほうがいいでしょう。朝、起き上がるとき、膝や腰にかかる負担が小さいからです。もし「寝腰」が起こったら、一度、痛い側の腰が下になるよう横になってから起き上がると楽です。右向き、左向きどちらの場合でも起き上がれるよう、ベッドの左右はあけておきましょう。

6. 枕

ジャストフィットの枕は不可欠です。

7. 掛け布団とパジャマ

組み合わせに注意してください。ネル地のパジャマと毛足の長い毛布、重い布団などを組み合わせると、摩擦抵抗が大きくなるため、寝返りが打ちにくくなってしまいます。また、掛け布団は軽くて保温性、吸湿性に優れたものがよいでしょう。身体にまつわりつかないよう注意してください。

8. 膝下枕

「寝腰」が起こりやすい方は、ベッドサイドに膝下枕を用意しておくと便利です。膝の下に敷き、膝を立てるための円筒形の枕です。目が覚めたら15分間、膝立て姿勢で休むと「寝腰」をやわらげることができます。ただし、寝入る前から使ってはいけません。寝返りが打てなくなります。

9. 膝下枕台

就寝中、膝下枕を置いておくための台。目が覚めてすぐ膝下枕を入れるため、起き上がらなくてもいいように手が届く場所に置きましょう。

10. 照明

温かくやわらかい光の白熱灯を、あまり高くない位置に2、3ヵ所、間接照明として取り入れます。JISの規格では、寝室照明は合計して10~30ルクスが最適とされています。読書用のスタンドなどは明るめのものを別に設置するといいでしょう。

睡眠環境を整えると睡眠の質が上がります。参考にしてみてはいかがでしょうか?

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参考本

「頭痛・肩こり・腰痛・うつが治る「枕革命」(山田朱織)」

    
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