「夢」は睡眠の質も教えてくれる? 睡眠が浅い人ほど多くの夢をみる

今日見た夢の内容を覚えていますか?
何個夢を見ましたか?
最近悪夢は多くないですか?

じつは、夢の内容や何個夢を見たかをおぼえているかによって、その人の睡眠の質が良いか悪いかわかるんです。


レム睡眠時に夢を見る

睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠があります。夢はレム睡眠のときにみます。レム睡眠で、脳は記憶の整理を行い、この記憶の整理時に、夢をみると考えられています。

覚えているのは最後の夢

「ノンレム睡眠→レム睡眠」が1セットとなった睡眠サイクルは一晩に4〜5回繰り返されます。この睡眠サイクルの回数分(レム睡眠)の4〜5個の夢を見ているはずですが、ほとんどの人は最後に見た夢を覚えています。

何度も夢を見たことを覚えている人の睡眠の質は悪い

多くの人が覚えている夢は、目覚める前のレム睡眠で見ている夢です。1つの夢だけをおぼえている(もしくは忘れた)のであれば、睡眠の質は高いと言えます。ぐっすり深い睡眠をとれているからです。

実際、睡眠のはじめは深いノンレム睡眠の時間が多く、朝になるほど夢を見るレム睡眠の時間が長くなっていくため、もしも、何度も夢を見たことを覚えているのであれば、睡眠が浅くなっていると考えられます。たくさん夢を見ている人は、途中で目が覚めてしまう人に多いのも事実です。

悪夢をよく見る人の睡眠の質も悪い

また、睡眠の質が悪い人は、悪夢をよく見ます。大きなストレス、トラウマなどが原因で悪夢を見やすくなるからです。悪夢を見ると体は興奮し、血圧と脈拍数が上昇するため、夜中に目を覚ましてしまうことが多くなります。途中で目覚めてしまうため深い睡眠を取りづらくなるため、睡眠の質が悪くなります。

また、悪夢の回数が増えている人は、夢を見るレム睡眠が先に現われていることがよくあります。レム睡眠が先に出るのは、しっかり睡眠が取れていない証拠です。

このように、夢は、睡眠の質も教えてくれるのです。何度も夢を見たことをおぼえていたり、最近悪夢が多いという人の睡眠の質は下がっています。睡眠改善をしましょう!

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