不眠症の分類、症状、一般的な基準

不眠症の分類、症状、一般的な基準は、睡眠障害国際分類により定義されています。不眠症は現代人がかかりやすい睡眠障害です。今回紹介する分類や症状に当てはまっていたら、病院で診断を受けることをおすすめします。


不眠症9分類

不眠症の9分類を紹介します。

1. 適応障害性不眠症(急性不眠症)

特定できるストレスにより生じるものの、ストレスがなくなると解消する、短期間の不眠症です。

2. 精神生理性不眠症

不安や緊張が原因により眠れなくなる最も一般的な不眠症です。

3. 逆説性不眠症

十分眠れているのに実際は眠れている思い込みタイプの不眠症です。

4. 特発性不眠症

生まれつきタイプの不眠症です。

5. 精神疾患による不眠症

精神疾患によって引き起こされる不眠症です。

6. 睡眠衛生

間違った生活習慣や生活リズムが原因で起きる不眠症です。

7. 小児期の行動性不眠症

寝入るのに不適切な習慣づけや、しつけ不足により引き起こされる不眠症です。

8. 薬物または物質による不眠症

薬やカフェイン、アルコールまたは食物の摂取、麻薬や環境毒素が原因となって引き起こされる不眠症。

9. 身体疾患による不眠症

身体疾患や他の身体的な要因によって引き起こされる不眠症。

不眠症の4症状

不眠症は、睡眠障害の中で最もポピュラーな病気です。不眠の症状は、次の4種類に分類されます。

1. 入眠障害

夜、なかなか寝つけず、入眠までに30分以上かかる

2. 中途覚醒

朝起きるまでに何度も目が覚めてしまい、その後眠れない

3. 熟眠障害

眠りが浅く、「ぐっすり眠れた」という感じが得られない

4. 早朝覚醒

朝、起きようと思っていた時間より、2時間以上早く目が覚めてしまい、その後も眠れない

不眠症の一般的基準

1. 入眠困難、睡眠維持困難、早朝覚醒、慢性的に回復感のない、質のよくない睡眠が続くと訴える。子どもの場合は大抵保護者から報告され、就寝時のぐずりや1人で眠れないといった睡眠障害がある。

2. 眠る機会や環境が適切であるにもかかわらず、不眠症の4症状の睡眠障害が生じる。

3. 夜間睡眠の障害に関連して、以下のような日中障害が1つある。

疲労または倦怠感
注意力、集中力、記憶力の低下
社会生活上あるいは職業生活上の支障、または学業低下
気分がすぐれなかったり、いらいらする(気分障害または焦燥感)
日中の眠気
やる気、気力、自発性の減退
職場で、または運転中に、過失や事故を起こしやすい
睡眠の損失に相応した緊張、頭痛、または胃腸症状が認められる
睡眠について心配したり、悩んだりする

今回紹介した、分類、症状、基準に合致していたら不眠症の可能性があります。症状が進行する前に病院で治療を受けましょう。

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