若者と高齢者の不眠傾向

若者も高齢者も不眠症になることがあります。しかし、若者は生活リズムが後ろにずれるため夜眠れなくなり、高齢者は生活リズムが前にずれ朝早くに目が覚めてしまいます。


若者の不眠症傾向

最近の若者は、深夜まで起きていたり、テレビやゲームなどで不規則な生活を送っています。そのため、深夜でも眠りにくくなり、朝起きられない「睡眠相後退症候群」になりやすいです。

これは、生活リズムが後ろにずれてしまっているために起こります。特に、春休み、夏休みなど長い休みの時に夜型の生活をするために起きやすくなります。起きる時間を一定にし、早寝早起きを心がけると治ります。

参考リンク

「睡眠相後退症候群」

高齢者の不眠症傾向

高齢者になると、運動や外出の機会が減り運動量が減ります。すると、エネルギー消費量が減り体の回復に必要な睡眠時間が少なくなります。さらに、晩ご飯の時間も早くなり、寝る時間も早くなります。よくおじいちゃんやおばあちゃんが早起きしていますが、高齢者は、生活リズムが前にずれやすくなります。

そのため、体内時計も前倒しとなり、早く眠くなるため眠る時間も早くなります。また、日中の昼寝も不眠の原因となっています。このような、生活リズムの変化の結果、早朝覚醒タイプの「睡眠相前進症候群」になりやすくなります。

また、リズム障害、睡眠時無呼吸症候群、むずむず脚症候群など不眠の原因となる身体疾患になりやすくなり、別の病気が原因による睡眠障害にもなりやすくなります。

高齢者に多い中途覚醒

入眠障害はどの年代でも起こりますが、高齢者は、中途覚醒や早朝覚醒が多くなります。高齢者は睡眠が浅く、睡眠段階3の睡眠が非常に少なくなり、70歳代では睡眠段階3の睡眠がほとんどなくなります。さらに、高齢者になると眠りが分断されやすくなるため、高齢者には中途覚醒が起こりやすくなります。

若者と高齢者によって不眠症の内容は違います。自分の年齢に合った不眠症治療が必要です。

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