睡眠中に異常行動をしてしまう「夢遊病」の原因と治療方法

睡眠中に歩きまわる「夢遊病」という睡眠障害があります。眠っている間に異常行動をしてしまうノンレム睡眠中の睡眠障害です。それでは、「夢遊病」の原因と治療方法について紹介します。


夢遊病とは

夢遊病は、睡眠時遊行症といいます。子供に多く見られる症状です。4~8歳の間から夢遊病が起こり始め、中学校に入る前に自然に治ることが多いです。夢遊病は遺伝性があります。自分が夢遊病だった場合、子供も夢遊病になりやすいです。

ノンレム睡眠で起きる

夢とあるので、レム睡眠中に起きると思いますが、夢遊病はノンレム睡眠に起きます。特に眠ってから1〜3時間以内のノンレム睡眠中に起きることが多いです。脳は休んだ状態のため意識も記憶もありません。そのため、夜中の行動をまったく覚えていません。また、夢遊病は声をかけても反応しませんが、障害物などは避けながら歩きます。

夢遊病患者を無理に起こそうとすると襲いかかってくることもあるので夢遊病になっていても声はかけないほうがよいでしょう。

夢遊病の治療

大人になると自然治癒されることが多いです。薬による治療はクロナゼパムなどのベンゾジアゼピン系薬剤が使用されます。また、十分な睡眠をとり、早めに眠る習慣をつけることが、改善につながりやすいです。また、夢遊病は眠りだしてから最初の3時間で起きやすいため、その時間だけ注意を払えば、家族も夢遊病の対処がしやすくなります。

どちらにせよ、夢遊病の場合は病院で診療を受けるようにしましょう。

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「レム睡眠とノンレム睡眠」

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「レム睡眠行動障害」

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